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資金循環分析の軌跡と展望

編著:辻村 和佑

紙版

内容紹介

戦後日本の資金循環分析史に燦然と輝く記念碑的諸論文を収録。誕生以来50年にわたる研究の軌跡をたどるとともに、成長著しい東アジア、体制変革期の東欧、バブル崩壊に至る日本など激動する世界経済の実態を解明。

目次

第Ⅰ部 資金循環分析の発展史
1. 資金循環勘定の成立と発展      倉林 義正
2. 萌芽期における金融分析のための勘定体系      宍戸駿太郎
第Ⅱ部 日本の経済発展と資金循環
3. わが国資金循環の変動の長期的観察
  ——高度成長期から現下デフレ局面まで—— 石田 定夫
4. 資金循環分析における「直接・間接金融」概念の変容について 那須 正彦
5. 金融連関表によるわが国金融構造の変動分析      井原 哲夫
6. 日本の地価・株価
  ——資金循環勘定に基づく計量経済学的分析—— 小川 一夫
                            斎藤 光雄
                            得津 一郎
7. 日本経済の資金循環モデル              西山  茂
8. バブル崩壊過程における家計の金融資産保有と資金波及 溝下 雅子
9. 日本経済の発展と資金循環構造            辻村 和佑
第Ⅲ部 資金循環の国際比較
10. 直接金融比率の日米比較              貞木 展生
11. 東アジアにおける国際資金循環の構図        張   南
12. 韓国の資金循環                  キム ヨンキュン
13. 資金循環統計の国際比較分析
  ——G5諸国の金融構造の比較と日本の特徴—— 越智  誠
14. チェコ共和国の構造的問題とその解決法
  ——資金循環的アプローチ—— 稲川 順子

ISBN:9784766410099
出版社:慶應義塾大学出版会
ページ数:568ページ
定価:6000円(本体)
発行年月日:2004年08月
発売日:2004年08月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KFF