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演習 資源エネルギー論

著:新田義孝

紙版

内容紹介

地球環境問題、資源・エネルギー問題を考える上でのカギとなるトピックスについて、多くの図表とともに解説を加え、演習問題を設けて学習者の理解をより深いものとするテキスト。
広義の「エネルギー問題」を構成する主たる要因を把握し、個々の問題を定量的に理解できるような演習問題を課して、問題意識が芽生えるように配慮されています。大学生の教科書として最適です。

目次

I 序章 地球の営み

II 人類とエネルギー
 1 人類の歴史とエネルギー
 2 地球温暖化問題
 3 地球温暖化防止とわが国の対策
 4 わが国の経済成長とエネルギー
 5 世界のエネルギー

III エネルギー資源
 6 石油
 7 石炭
 8 天然ガス
 9 ウランと原子エネルギー
 10 自然エネルギー
 11 バイオマス

IV 未来のエネルギー
 12 一次エネルギー
 13 二次エネルギー

V 熱エネルギーとエネルギー変換
 14 熱力学
 15 火力発電
 16 原子力発電
 17 水力発電
 18 燃料電池

VI エネルギー貯蔵
 19 エネルギー貯蔵

VII エネルギー事業と自動車
 20 電気事業
 21 ガス事業
 22 自動車
 23 エネルギー業界の規制緩和

VIII 省エネルギーとライスサイクルアセスメント(LCA)
 24 LCA
 25 省エネルギー

IX 世界のエネルギー
 26 途上地域のエネルギー事情
 27 先進地域のエネルギー事情

X 終章 その他の資源
 28 金属鉱
 29 持続可能な成長へ向けて

コラム
 1 外交と資源涸渇論
 2 種の保存
 3 地球の生命維持装置のブレーキが壊れるか
 4 日中環境協力
 5 正念場の温暖化対策
 6 人口減少時代をどう迎えるか
 7 石炭から天然ガスへの燃料転換のきっかけ
 8 中国に脱硫装置が普及するための動機付け
 9 豪州でのアルカリ土壌改良
 10 自然エネルギーのもう一つの難しさ
 11 究極のエネルギー技術:季節間熱貯蔵
 12 エクセルギーの発想で省エネルギーを
 13 エントロピーは地球を救うか
 14 安心の追求
 15 21世紀に世界観が変わる
 16 異文化の刺激
 17 LCAはコカコーラ社から始まった
 18 日本と欧米の発想

ISBN:9784766408454
出版社:慶應義塾大学出版会
ページ数:144ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2001年04月
発売日:2001年04月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TBC