日韓共同研究叢書 5
韓日社会組織の比較
編：伊藤亜人
編：韓敬九
紙版
内容紹介
近年、歴史や政治面に注目が集まりがちな日韓関係であるが、両国の社会・文化面の交流は、長い歴史をもつ。本書では、相手国でのフィールドワークを積み重ね、意見をたたかわせてきた日韓の研究者10名が、これまでの研究成果を紹介する。
文化人類学の視点を中心に、日本・韓国地域社会の特質を論じるとともに韓日の社会組織を比較する。
目次
第一章 日本社会における組織と個人 文玉杓
第二章 日本の家・親族の特徴とその文化的含意 權粛寅
第三章 日本における村落組織と個人の位相 洪性翕
第四章 地域社会と宗教文化の現況 金良柱
第五章 日本の近代組織 韓敬九
第六章 韓国における任意参加の組織 伊藤亜人
第七章 都市化の中の親族集団 嶋陸奥彦
第八章 牧師と長老をめぐる葛藤 秀村研二
第九章 韓国の地域社会における地縁性と共同性 本田洋
第十章 ベトナム鏡を通してみた韓日の社会組織 末成道男
ISBN：9784766408027
。出版社：慶應義塾大学出版会
。ページ数：328ページ
。定価：3400円（本体）
。発行年月日：2002年02月
。発売日：2002年02月02日
。国際分類コード【Thema（シーマ）】 １：JB。
