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大都市圏工業集積の実態

日本機械工業の社会的分業構造  実態分析編1

著:渡辺幸男

紙版

内容紹介

機械工業における社会的分業の存在に着目した著者が「工業集積として機能する下請制」との視点を確立するに至った多側面からの実態調査集。大都市圏工業集積の20年以上にわたる変遷の貴重な記録でもある。

目次

序章 各調査報告の意義
調査報告1 東京城南の金属加工零細経営の存立実態
調査報告2 墨田区ねじ零細経営の存立実態
調査報告3 港区機械・金属工業の存立基盤
       −京浜工業集積の非中核地域化の中での展望
調査報告4 墨田区金属プレス加工零細経営の実態
       −統計分析編
調査報告5 墨田区金属プレス加工零細経営の実態
       −事例研究編
調査報告6 80年代初頭の京浜地域機械工業
       −小零細企業の存立状況変化の実態
調査報告7 東京城南地域中堅・中企業と工業集積
調査報告8 京浜の中堅自社製品企業の存立実態
       −外注取引関係を中心に
調査報告9 80年代後半の東京の町工場急減の意味
調査報告10 川崎市北部の中小零細企業集積の実態
調査報告11 大阪の機械工業中小企業の存立実態
終章 大都市圏工業集積の実態

ISBN:9784766407259
出版社:慶應義塾大学出版会
ページ数:324ページ
定価:4000円(本体)
発行年月日:1998年01月
発売日:1998年01月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TG