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樋口直哉のあたらしいソース

著:樋口 直哉

紙版

内容紹介

料理はソースで、焼いただけの肉も美味しく、多彩になります!
いつもの家庭料理がフレンチにもエスニックにも、世界中の料理にも変身させるのがソースの魅力。ソースは主材料を引き立て、主材料にはない甘味、塩味、旨味、辛味、酸味、油脂を補うことで、料理全体のバランスを取り、最高に美味しいひと皿になります。また従来のソースはバターを多く使う、少ない分量で作れない、手間ひまがかかるなど、家庭ではハードルが高い分野でしたが、今回は料理科学者ともいうべき、樋口直哉さんがヘルシーに、作りやすい分量で、しかも簡単な方法で紹介。
家庭料理でもビストロの味を!手軽に楽しむことができるソースを紹介します。女性のみならず、料理好きの男性にも響く内容です。

目次

変わらないソースの役割/味のバランスの考え方/あたらしいソースの特徴/「いままでの」「あたらしい」デミグラスソースを比較する
●火を入れるソース(赤ワインソース・ハイビスカスソース(赤ワインソースですが、似た味をベジタリアン向けにアレンジ)・アンチョビ白ワインソース・ニューホワイトソース・サバイヨンソース・3種のチーズソース・マルサラ風ソース・オレンジソース・セサミソース・海老クリームソース(甲殻類を使った“アメリケーヌソース”を安価な桜海老でアレンジ)・ハニーソイソース(世界すべての人から愛される甘辛味)                                
●混ぜるだけのソース(チミチュリソース・サルサヴェルデ・アイオリソース)                                               
●野菜のピュレソース(かぼちゃ・にんじん・ほうれん草・キャベツ・ミニトマト)

著者略歴

著:樋口 直哉
作家・料理家。1981年生まれ。服部栄養専門学校卒業後、料理教室勤務や出張料理人などを経て、2005年『さよならアメリカ』で群像新人文学賞を受賞し、デビュー。同作は芥川賞候補になる。作家として作品を発表する一方、全国の食品メーカー、生産現場の取材記事を執筆。料理家としても活動し、地域食材を活用したメニュー開発なども手掛ける。『ぼくのおいしいは3でつくる―新しい献立の手引き』(辰巳出版)、『もっとおいしく作れたら』(マガジンハウス)、『低温調理の「肉の教科書」―どんな肉も最高においしくなる。』(グラフィック社)など著書多数。

ISBN:9784766137347
出版社:グラフィック社
判型:B5
ページ数:112ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2023年03月
発売日:2023年03月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WB