観光情報学入門
編:観光情報学会
他著:松原 仁
他著:山本 雅人
紙版
内容紹介
情報で観光を実学する!
観光は現在、以前のパック旅行から、「個」を中心とした観光に大きくシフトしている。このシフトを促したのが、インターネット利用を中心とした「情報」である。以前は、見所などもあらかじめセットされた内容で観光していたが、今日は個々が、宿泊地、交通手段を個人手配するのはもちろん、観光地の情報も、インターネットやそこにいる観光客からの動的情報を得て臨機応変に観光している。
また、我が国は今日、観光を産業資源として、外国人の来訪を積極的に進めようとしている。このような状況の中、観光を情報の切り口からとらえて体系的に学び、実学に結びつけるのは急務である。本書はこのような視点から、観光情報学という新たな領域を具体的な事例を数多く例示しながら解説している。観光情報に関心のある読者はもとより、観光資源をいかに活用しようかと考えている読者にも最適の書である。
目次
1.はじめに 観光情報学とは?
2.情報化時代の観光行動
3.位置情報サービスと観光
4.拡張現実(AR)が観光にもたらすインパクト
5.デジタルアーカイブと観光
6.観光情報とデザイン
7.ユーザ参加による情報構築と価値共創
8.観光情報パーソナライゼーション
9.ゲーミフィケーションと観光
10.観光情報が拓く観光サービスのデザイン
11.観光地イメージとサービス・マーケティング
12.観光情報システムが目指す未来
13.観光情報学に関するトピックス
ISBN:9784764904828
。出版社:近代科学社
。判型:A5
。ページ数:240ページ
。定価:2700円(本体)
。発行年月日:2015年05月
。発売日:2015年05月15日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNSG。