錦正社叢書
明治維新と天皇・神社
一五〇年前の天皇と神社政策
著:藤本 頼生
紙版
内容紹介
明治維新期に行われた天皇・神社に関わる種々の改革がどのようなものであったのか。神道史の視点からわかりやすく解き明かす。明治維新当初のわずか一年余になされた政策が、近代日本の歩み、現代へと繋がる天皇・神社にかかる諸体制の基盤となっている。
目次
はじめに
維新への胎動―大政奉還から王政復古の大号令へ
大坂遷都の建白と大久保利通
京都に「学校掛」を設置
神祇官再興の布告
五箇条の御誓文
神仏判然令
国事殉難者の霊を京都霊山に祭祀
東京奠都の議と江戸改称の詔
明治の即位式
「明治」への改元
明治天皇の御東幸
氷川神社親祭の詔
参考資料―関係布告等の法令(抄)
関連年表
参考文献
あとがき