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聖書とモンゴル

翻訳文化論の新たな地平へ

他編著:芝山 豊
他編著:滝澤 克彦
他編著:都馬 バイカル

紙版

内容紹介

新しい言葉は人々の生活に何をもたらすか
13世紀末にモンゴルへ伝来したキリスト教。シャマニズムや仏教の影響下で聖書はどのように翻訳され、改訂されてきたのか。現代の翻訳理論を踏まえ、モンゴル語仏典の翻訳論、日本語訳聖書の翻訳者たちの実践を交えて、多言語社会における聖書翻訳の営みを多角的に描き出す。
【執筆者】荒井幸康(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター共同研究員、公益社団法人日本モンゴル協会理事)・池澤夏樹(作家・詩人)・小高 毅(カトリック長野教会協力司祭)・金岡秀郎(国際教養大学特任教授、國學院大學・日本社会事業大学等の講師。日本モンゴル協会総合研究所研究員(教授))・芝山 豊(清泉女学院大学教授)・滝澤克彦(長崎大学教授)・B. V. ドゥゲルマー(アリオン・ビチェース協会職員、生物学博士)・都馬バイカル(桜美林大学准教授)・G. バヤルジャルガル(アリオン・ビチェース協会「標準モンゴル語訳」(Стандарт Монгол Орчуулга)プロジェクトリーダー)・山浦玄嗣(医師、ケセン語研究者・翻訳者)

著者略歴

他編著:芝山 豊
清泉女学院大学教授。日本モンゴル文学会名誉会長。1979年大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)大学院修了。
他編著:滝澤 克彦
長崎大学教授。1975年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(文学)。
他編著:都馬 バイカル
桜美林大学准教授。1963年中国内モンゴル自治区シリンゴル盟正藍旗生まれ。1990年内モンゴル師範大学大学院修了。モンゴル史専攻。1991年来日。2000年東洋大学大学院博士後期課程修了。文学博士。

ISBN:9784764274488
出版社:教文館
判型:A5
ページ数:330ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年03月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRMF