若者保守化のリアル
著:中西 新太郎
紙版
内容紹介
壊れゆく日本社会を生き延びる若者たちの変化
高い生活満足度と生のミニマリズム化、財界・政府支配層が期待する「グローバル競争を勝ち抜く優秀な人材」に反する現実主義、求められるのは「さりげなく」笑ってみせられる力……。
「それなりに生きていければ私は大丈夫」
若者をかつてない“安定志向”に向かわせる「生きづらさ」の実相
◆書評・記事情報◆
西日本新聞(2020年2月29日)
ダイヤモンドオンライン(2020年2月29日)
ラディカルな保守志向が現実政治に対する批判へと転回する契機はどこにあるのか?
目次
序章――社会の壊れ方・人間の壊され方
第1章 いまを生きる若者たち──右肩下がりの社会の中で
第2章 社会の変容と若者たち
第3章 日本的青年期の崩壊──状況は根本的に変化した
第4章 若者たちは右傾化したか──若者と政治
終章 私にとっての戦後、そして若者たちへのメッセージ
おわりに――若者の「これから」をどうみるか
ISBN:9784763409089
。出版社:花伝社
。判型:A5
。ページ数:328ページ
。定価:2000円(本体)
。発行年月日:2019年12月
。発売日:2019年12月05日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBS。