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中京大学所蔵古典籍・古文書の研究

――近年新収蔵貴重資料とその周辺――

編:柳沢 昌紀

紙版

内容紹介

【本書内容】
本書は、中京大学が所蔵する価値ある古典籍、古文書のうち、近年新収蔵の資料を紹介するととも
に、それらを用いた論考を収載するものである。中京大学先端共同研究機構文化科学研究所日本文化
プロジェクトのメンバーが中心になり、一部、他のプロジェクトのメンバーも協力して、中京大学が
誇る諸資料について考究するものである。本書で紹介しきれなかった典籍、文書の優品については、
次年度刊行の続編で紹介、考究する予定である。

目次

第一部 図書館所蔵古典籍

中京大学図書館蔵国書善本解題続稿(一)(柳沢昌紀)

「堀江物語絵巻」の伝来と享受
――『堀江之巻抜萃』の出現をめぐって――(深谷 大)

奈良絵巻『張良』解題・翻刻(柳沢昌紀)

『葦手日記』解題・翻刻(中川 豊・藤原由衣)


第二部 文化科学研究所所蔵古典籍

橘春暉の古律関連写本『古律図説』『律呂抄』について(明木茂夫)


第三部 古文書室所蔵古文書

中京大学古文書室所蔵の古文書群(西村健太郎)

本能寺の変後の織田信雄
――中京大学古文書室所蔵「織田信雄書状」をめぐって――(播磨良紀)

尾張藩における領国支配と知行宛行状(白根孝胤)


あとがき
執筆者紹介 

ISBN:9784762936890
出版社:汲古書院
判型:A5
ページ数:272ページ
定価:4500円(本体)
発行年月日:2024年03月
発売日:2024年04月05日