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ブレーン秘書の理論と実務

著:徳永 彩子

紙版

内容紹介

秘書学の理論と実務で構成されたテキスト。
「秘書学概論」「秘書実務」「ビジネスマナー」「ビジネス実務演習」といった授業でも活用が可能。

理論編では、セミプロフェッションとしてブレーン(参謀型)秘書の業務内容の特性とキャリア開発を論究した。
実務編では、ビジネスマナーの基本から電話応対、来客応対、交際業務、ビジネス文書を学習する。

秘書学やビジネス実務を学習する学生、新社会人に最適な1冊。

目次

第1部 理論編
 第1章 業務内容の特性とキャリア開発
  1 問題の所在 / 2 本書の構成

 第2章 ブレーン秘書の職務分析とキャリア開発
  1 秘書職能:その機能と業務 / 2 秘書の三大業務とその業務の特質
  / 3 秘書の三大業務とそれを構成する12課業(job)との関連
  / 4 秘書の三大業務と戦略的留意項目

 第3章 秘書業務の現代的特徴と今後の課題-広島におけるアンケート調査結果から
  1 秘書の現代的特徴 / 2 来客応対における業務の変化 / 3 情報管理における業務の変化
  / 4 意識の変化―国際化・効率化に向けて / 5 秘書業務の現代的特徴と今後の課題

 第4章 ブレーン秘書のキャリア形成
  1 先行研究 / 2 直接補佐型秘書のキャリア形成Ⅰ-1(判断性と直接補佐):個人付き秘書
  / 3 直接補佐型秘書のキャリア形成Ⅰ-2(判断性と直接補佐):個人付き秘書
  / 4 間接補佐型秘書のキャリア形成Ⅱ(判断性と間接補佐):個人付き秘書
  / 5 間接補佐型秘書のキャリア形成Ⅲ-1(判断性と間接補佐):兼務型秘書
  / 6 間接補佐型秘書のキャリア形成Ⅲ-2(判断性と間接補佐):兼務型秘書

 第5章 ブレーン秘書の事例研究
  1 間接補佐型秘書のキャリア形成Ⅳ-1(受動性と間接補佐):グループ秘書
  / 2 間接補佐型秘書のキャリア形成Ⅳ-2(受動性と間接補佐):グループ秘書
  / 3 間接補佐型秘書のキャリア形成Ⅳ-3(受動性と間接補佐):グループ秘書
  / 4 職場学習論からみるブレーン秘書のキャリア形成 / 5 まとめ

 第6章 日本の秘書史とその職務の変遷
  1 秘書前期―古代から江戸時代まで / 2 秘書後期―明治時代以降 / 3 まとめ

 第7章 欧米の秘書史とその職務の変遷
  1 古代の秘書の源流とその職務 / 2 欧米の秘書史とその職務の変遷
  / 3 秘書業務の欧米と日本の比較研究

 第8章 結論

第2部 実務編
 第9章 マナーの基本
  1 第一印象について / 2 身だしなみ / 3 表情 / 4 挨拶の仕方 / 5 敬語
  / 6 話し方・聞き方 / 7 組織の一員として / 8 仕事のすすめ方 / 練習問題

 第10章 電話応対
  1 電話の重要性と心構え / 2 かけ方 / 3 受け方 / 4 様々な電話応対 / 5 電話応対用語
  / 6 FAXの送受信 / 7 国際電話について / 8 電話応対ロールプレイング / 練習問題

 第11章 来客応対
  1 受付での応対 / 2 名刺の取り扱い / 3 取り次ぎと案内 / 4 席次 / 5 茶菓接待のマナー
  / 6 見送りと片付け / 7 訪問のマナー / 練習問題

 第12章 交際業務
  1 冠婚葬祭の知識 / 2 慶事のマナー / 3 弔事のマナー / 4 贈答のマナー
  / 5 見舞いのマナー / 6 食事のマナー / 練習問題

 第13章 ビジネス文書
  1 文書の基本 / 2 社内文書 / 3 社外文書 / 4 社交文書 / 5 文書の受信
  / 6 文書の発信 / 7 秘文書の取り扱い / 練習問題

参考文献
解 答

著者略歴

著:徳永 彩子
(とくなが さいこ)熊本学園大学商学部ホスピタリティ・マネジメント学科准教授。

ISBN:9784762030932
出版社:学文社 (GAKUBUNSHA)
判型:B5
ページ数:208ページ
定価:2300円(本体)
発行年月日:2021年06月
発売日:2021年06月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:KF