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あたらしい国語科指導法

5訂版

編著:柴田 義松
編著:阿部 昇
編著:鶴田 清司

紙版

内容紹介

国語科で何を学ばせるか、何を教えるか。従来の学習指導要領解説書的なテキストからの脱却をめざし、教科内容論の観点を重視して編集された「国語科教育法テキスト」。民間の研究成果もふまえ、各領域で先端的な成果をあげている気鋭の研究者・実践者が執筆し、従来の授業に対する批判や新しい主張なども盛り込んだ。特に指導法に関する部分では授業の具体的イメージがもてるよう執筆。国語科の教師をめざす学生へ、また小・中・高の現場の教師たちへ、国語科授業の改革に向けて、問題提起をうながす一冊。

「主体的・対話的で深い学び」「情報の扱い方」など学習指導要領の改訂の要素や新しい教育の流れを盛り込みながら、それ以外の部分についても見直しを行った五訂版。


<執筆者>柴田 義松、阿部 昇、中村 哲也、鶴田 清司、中村 敦雄、大内 善一、森 篤嗣、加藤 郁夫、足立 幸子、小林 義明、須貝 千里、藤川 大祐、二杉 孝司、高橋 俊三、上條 晴夫、望月 善次、足立 悦男

目次

まえがき

第1章 国語教育の目的
第1節 ことばを学ぶこと・ことばを教えること
第2節 国語科教育の目的
第3節 戦後日本における学習指導要領の変遷と国語科教育の動向―歴史のうねりのなかで、国語科教育をとらえ直す
第4節 国語学力の基礎・基本

第2章 国語科教育の内容と方法
第1節 音声言語
第2節 文学作品(物語・小説・詩)
第3節 説明的文章
第4節 作 文
第5節 言葉の特徴や使い方・情報の扱い方
第6節 古 典
第7節 読書指導・読み聞かせ

第3章 国語科の教材づくりと教材研究
第1節 教科内容と教材
第2節 教材づくりの発想
第3節 教材研究の方法 ―「読み」の授業のために

第4章 国語科の学習指導論
第1節 授業の構造と設計
第2節 授業の方法・技術
第3節 学習集団の指導
第4節 国語科教育の評価
第5節 「言語活動」の充実と国語科
第6節 「主体的・対話的で深い学び」と国語科

第5章 新しい国語科の授業実践
第1節 読書へのアニマシオン
第2節 メディア・リテラシーを育てる授業
第3節 ディベートの授業
第4節 スピーチの授業
第5節 パブリックコミュニケーションゲーム
第6節 PISA「読解力」

第6章 国語科教育の研究方法
第1節 国語科教師の力量形成
第2節 国語科教育の研究方法入門
第3節 国語科教育の基本文献

索 引

著者略歴

編著:柴田 義松
編著者:(しばた よしまつ)東京大学名誉教授。
編著:阿部 昇
編著者:(あべ のぼる)秋田大学大学院教育学研究科特別教授、秋田大学名誉教授。
編著:鶴田 清司
編著者:(つるだ せいじ)都留文科大学文学部教授。

ISBN:9784762027741
出版社:学文社
判型:A5
ページ数:224ページ
定価:2100円(本体)
発行年月日:2018年03月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNT
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JNU
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:JNW