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早稲田教育ブックレット

英語で教科内容や専門を学ぶ 17

内容重視指導(CBI)、内容言語統合学習(CLIL)と英語による専門科目の指導(EMI)の視点から

監:早稲田大学 教育総合研究所

紙版

内容紹介

日本の学校英語教育では、教科書で扱う内容を深く理解し、思考し、
その内容を使って言語活動を行うことがまだ一般化していない。

「内容と言語の統合」とは何かという理念の問題、学習者から教員によるこの統合の捉え方、
学習者の動機づけへの影響、実際の教室での言語活動の進め方、評価の仕方など、課題や問題点を整理し、
それぞれの立場や観点から、「内容と言語の統合」を考える。

CBI(内容重視教育)・CLIL(内容言語統合学習)・EMI(英語による専門科目の指導)の再定義や
実際の取り組みや調査、課題等を収録。


【執筆者】
原田哲男、澤木泰代、池田 真、半沢蛍子、福田恭久、村田久美子、小中原麻友

目次

はじめに   (原田哲男・澤木泰代)
言語能力から汎用能力へ:CLILによるコンピテンシーの育成 (池田 真)

CBI/CLIL/EMIの再定義  (半沢蛍子)

都立高校におけるCLIL実践の効果と課題  (福田恭久)

大学で専門を学ぶための英語力:英語4技能入試導入との接点  (澤木泰代)

EMI(英語を媒介とした授業)と「英語」への学生・教員の意識 
 ―ELF(共通語としての英語)の視座より   (村田久美子・小中原麻友)

パネル・ディスカッション<抄>
 「CBI・CLIL・EMIの課題」  (原田哲男・澤木泰代)

パネル・ディスカッション<全文>
 [司会] 原田哲男

著者略歴

監:早稲田大学 教育総合研究所
(わせだだいがく きょういくそうごうけんきゅうじょ)

ISBN:9784762027222
出版社:学文社 (GAKUBUNSHA)
判型:A5
ページ数:116ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2017年03月
発売日:2017年03月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN