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児童虐待時代の社会的養護

著:鈴木 崇之

紙版

内容紹介

社会的養護の理念・概況をはじめ、子どもの養護の歴史・現状、社会的養護の制度と法体系、
仕組みや実施体系、更に施設等の目的や概要、課題について学ぶ。

さらに、児童福祉司のロールモデル(野本三吉、川崎二三彦)の紹介、
事例に基づいた社会的養護への措置、被措置児童の生活現場における教育福祉問題の紹介、
福島県会津児童相談所管内を例とした、
中山間地域における市町村要保護児童対策地域協議会の現状と課題などを掲載した。

社会的養護の担い手となる人たちに求められる資質・役割、
役割によって異なる「果たすべき責務」についても概説する。

嘱託職員として児童相談所に関わってきた著者が近年とりあげられることが多くなった児童虐待に対し
多角的なアプローチをするとともに、「社会的養護」の理念と概念から考えていく。

目次

第1章 社会的養護の理念と概況

第2章 社会的養護の歴史と現状

第3章 社会的養護の制度と法体系

第4章 社会的養護の仕組みと実施体系

第5章 児童相談所児童福祉司のロールモデル─野本三吉と川崎二三彦

第6章 事例とともに理解する社会的養護への措置

第7章 被措置児童の「教育福祉」と「措置変更」の問題

第8章 求められている養育・支援者の資質と役割

第9章 中山間地域における市町村要保護児童対策地域協議会の現状と課題
  ─福島県会津児童相談所管内を例として

著者略歴

著:鈴木 崇之
(すずき たかゆき)東洋大学福祉社会デザイン学部子ども支援学科教授。

ISBN:9784762025389
出版社:学文社 (GAKUBUNSHA)
判型:A5
ページ数:208ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2015年03月
発売日:2015年03月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS