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講座 転形期の社会教育 Ⅰ

社会教育の基礎 Ⅰ

転形期の社会教育を考える

編:松岡 廣路
編:鈴木 眞理
編:松橋 義樹

紙版

内容紹介

社会教育の基本的な枠組みや状況を包摂的に概説した『社会教育の基礎』(2006)の後継版。
初学者に社会教育の世界を知ってもらうためのテキスト。
15の章より構成される。
7章から15章は、「流れ」を理解するのに役立ち、変化のなかに底流する本質としての
社会教育とはなにか、「誰が、何を、どのように、なぜ」という問いに答えながら、
社会教育の「基本型」を整理する。
1章から6章は、かたちを変えつつある社会教育をどのようなものとしてとらえ
どのような動きがもとめられるのかを主題にしている。
転形期の社会教育の「流れに掉さす」ための道筋を探り、社会教育の理想を考究していく。

【執筆者】
鈴木眞理、永井健夫、津田英二、梨本雄太郎、松橋義樹 、松岡廣路、伊藤真木子、大木真徳、
本庄陽子、青山鉄兵、久井英輔 、米山光儀、山本珠美

目次

第1章 転形期の社会教育を考える視点
第2章 生活空間・活動空間の変容と社会教育
第3章 生きる時間の変容と社会教育
第4章 組織・集団概念の変容と社会教育
第5章 専門性・専門家概念の変容と社会教育
第6章 充足・共生概念への注目と社会教育
第7章 誰が社会教育を担うのか
第8章 誰が社会教育で学ぶのか
第9章 何を社会教育で学ぶのか
第10章 どのように社会教育で学ぶのか
第11章 なぜ社会教育で学ぶのか
第12章 社会教育とは何か
第13章 行政セクターによる社会教育
第14章 社会教育の歴史的展開
第15章 社会教育の国際的展開
[社会教育関係年表](明治以降)

著者略歴

編:松岡 廣路
(まつおか こうじ)神戸大学大学院人間発達環境学研究科・発達科学部教授。

編:鈴木 眞理
(すずき まこと)青山学院大学コミュニティ人間科学部客員教授(名誉教授)。
編:松橋 義樹
(まつはし よしき)常磐大学人間科学部教育学科助教。

ISBN:9784762025112
出版社:学文社 (GAKUBUNSHA)
判型:A5
ページ数:240ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2015年04月
発売日:2015年04月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN