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早稲田社会学ブックレット [現代社会学のトピックス 2]

人間社会回復のために

現代市民社会論

著:佐藤 慶幸

紙版

内容紹介

市民社会は紛争、テロ、戦争とは対極の互助、協同、連帯の論理に基づき、市民運動、協同組合運動を醸成してきた。
それらの歴史をなぞり、国家や市場を市民社会のなかに取り込みながら変革していく
「アソシエーション革命」の可能性を標榜する。

目次

第1章 共同体から資本主義社会へ、そして協同社会へ
 1 テンニエスの再読
 2 互酬性の倫理
 3 歴史発展のなかの互酬性

第2章 言語社会論
 1 存在と意識
 2 言語行為論
 3 コミュニケーション的行為の理論

第3章 協同社会としての市民社会へ
 1 協同と競争
 2 アソシエーションとしての「社会的経済」
 3 フランスのアソシエーション法
 4 21世紀はNPO(非営利・非政府)アソシエーションの時代

第4章 アソシエーションとしての協同組合
 1 協同組合のアイデンティティ
 2 日本の協同組合
 3 労働者協同組合の発展

著者略歴

著:佐藤 慶幸
(さとう よしゆき)早稲田大学名誉教授。

ISBN:9784762018145
出版社:学文社 (GAKUBUNSHA)
判型:4-6
ページ数:132ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2008年08月
発売日:2008年08月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JHB