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知識社会学と思想史

著:タルコット パーソンズ
監:油井 清光
他訳:土屋 淳二

紙版

内容紹介

パーソンズが1970年から1975年頃にかけて執筆した未公刊論稿を世界初、邦訳にて公刊。

デカルト以来の近代思想の史的展開の分析をふまえ、ユートピア論という独自の観点から現代社会論を展開。
哲学・思想史的考察を全面的に披露し、社会学理論の哲学的立場を問う。

「知識社会学」という枠組みに仮託しながら、つねに社会システムに内在するユートピア思想とは。
パーソンズの真意がここに明かされる。

目次

 凡 例

ユートピアの知識社会学『知識社会学と思想史』(T.パーソンズ)
 1.知識社会学と思想史
 2.デカルトと合理性の概念
 3.カント
 4.カント以降の観念論と歴史主義
 5.マックス・ウェーバー
 6.不合理的構成要素の地位
 7.相互作用と相互浸透
 8.デュルケムとフランスの伝統
 9.カール・マンハイム
 10.合理性と科学における「価値自由」
 11.知識の社会的規定要素
 12.ユートピアの継起的変遷

文 献
索 引

著者略歴

著:タルコット パーソンズ
(たるこっと ぱーそんず)アメリカの社会学者。
監:油井 清光
(ゆい きよみつ)大和大学社会学部教授/神戸大学名誉教授。

他訳:土屋 淳二
(つちや じゅんじ)早稲田大学文学学術院・文学部教授。

ISBN:9784762012761
出版社:学文社 (GAKUBUNSHA)
判型:4-6
ページ数:128ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2003年11月
発売日:2003年11月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JHB