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「不登校」現象の社会学

著:森田 洋司

紙版

内容紹介

文部省「科学研究費補助金」の交付を受け、1989年、全国の大都市部にある中学校及び
生徒の協力を得て、実施された「問題行動」の総合的な実態調査をもとに分析。
「不登校」問題の全貌の解明に試みた労作。

目次

 序 章 社会現象としての不登校問題

第1部 学校社会の可視化のメカニズム
 1 不登校実態調査と教師の不登校判定
 2 集団の可視性と社会制御のメカニズム
 3 現代社会の可視性と私秘化

第2部 不登校生徒の実態(現代型問題行動としての不登校問題
 4 現代型問題行動としての不登校問題
 5 不登校への行動化と不登校の理由
 6 不登校の発現パターン
 7 問題校の重複性

第3部 現代社会と不登校問題
 8 学校社会の私事化
 9 ボンド理論による不登校生成モデル
 10 学校社会における「私」性の存立構造

付 調査方法と調査結果集計表

著者略歴

著:森田 洋司
(もりた ようじ)鳴門教育大学特任教授/大阪市立大学名誉教授。

ISBN:9784762003905
出版社:学文社 (GAKUBUNSHA)
判型:A5
ページ数:404ページ
定価:4000円(本体)
発行年月日:1991年02月
発売日:1991年02月28日