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世界の学校

グローバル化する教育と学校生活のリアル

編著:二宮 皓

紙版

内容紹介

世界の学校の教育制度から日常の学校風景までを1冊にまとめたものとして定番となっている『世界の学校』。3度目の改訂では、さらに国数を増やし、より幅広く世界の学校を紹介する。

目次

1.ドイツの学校―半日制から終日制に変貌する学校
2.フランスの学校―大衆化のパラドックスと民主化への挑戦
3.オーストリアの学校―職業・雇用と強く結びつく学校
4.オランダの学校―「教育の自由」原則の学校
5.スペインの学校―公平性、多様性、パーソナライゼーション
6.イタリアの学校―多様な連帯から創造する学校
7.スウェーデンの学校―民主的な社会を教室から作る
8.フィンランドの学校―「近所の学校」への信頼が揺るがない制度を目指して
9.メキシコの学校―午前・午後の二部制の学校
10.ブラジルの学校―格差と貧困に立ち向かう学校
11.イギリスの学校―伝統と多様性
12.アメリカの学校―忠誠宣言のある学校
13.カナダの学校―社会の多様性を反映する学校
14.オーストラリアの学校―さまざまな「多様性」を内包する学校
15.ニュージーランドの学校―自律性に満ちた学びと探究
16.インドの学校―多様であることをともに祝う学校
17.シンガポールの学校―強靱な学力と人間性を鍛え上げる学校
18.南アフリカの学校―民主化が進む学校
19.ケニアの学校―公教育を支えるスラム内の低学費私立学校
20.マラウイの学校―休む間もなく勉学に励む学校
21.サモアの学校―南太平洋の伝統と国際性が併存する島国の学校
22.中国の学校―試験対応型教育からの脱皮を目指す学校
23.ベトナムの学校―格差是正と国際化を追う国民教育の挑戦
24.ソ連とロシアの学校―愛国心を育む学校
25.アラブ首長国連邦の学校―ローカルとグローバルの両立をめざす学校
26.インドネシアの学校―多様性と統制を求める学校
27.マレーシアの学校―「多様性」を尊重する学校の風景
28.バングラデシュの学校―発展を続ける国の教育的多様性
29.ブータンの学校―仏さまがまつられている学校
30.タイの学校―宗教的色彩を残す学校
31.韓国の学校―教育のデジタル先進国を目指す学校
32.国際社会と学校―グローバルガバナンスの視点から

著者略歴

編著:二宮 皓
二宮 皓(にのみや・あきら)広島大学名誉教授、UMAP(アジア太平洋大学交流機構)アンバサダー。
1945年鳥取県に生まれる。広島大学教育学部卒業、米コネチカット大学にフルブライト留学後、広島大学大学院修士課程修了、同博士課程中退。その後、文部省(大臣官房調査課)、広島大学講師・助教授・教授、広島大学理事・副学長、放送大学理事・副学長、比治山大学学長、愛知みずほ短期大学特任教授を歴任。専門は比較・国際教育学。中央教育審議会大学分科会臨時委員、スーパーグローバルハイスクール(SGH)事業企画評価会議座長等を務める。

ISBN:9784761929077
出版社:学事出版
判型:B5
ページ数:264ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2023年03月
発売日:2023年03月29日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN