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描いて場をつくるグラフィック・レコーディング

2人から100人までの対話実践

編著:有廣 悠乃
他著:中野 民夫
他著:嘉村 賢州

紙版

内容紹介

グラレコってなんのために描くの?どんな現場で使っているの?議論を加速させるコツは? そんな疑問に答えるべく、バラエティに富んだ22の実践例を収録。企業の戦略会議、福祉現場の対話、100人規模のイベントまで、自分らしい可視化で場をつくるためのヒントが盛りだくさん。現場による、現場の人たちのための実践的入門書!

目次

1章 グラレコことはじめ
第1節 グラレコって何? 可視化って何?
●対談 多様化してきた「場づくり×可視化」の手法
第2節 みんなでつくる場の始めかた
第3節 先駆者の実践に学ぶ
第4節 可視化のパターンとバリエーション

2章 ひと・ことを創発する「場づくり×可視化」の現場
1.組織づくり
・フラットな関わりしろのある社内会議づくり
・あいまいな日常作業を実効力ある仕事に変える
・ゆっくり効き出す社内対話の仕込み薬
2.事業・キャリアづくり
・事業構想の足場をつくる瞬発力
・2つのモードで紡ぐ、響く事業戦略づくり
・会話で思考を引き出し、整える「可視カフェ」
3.まちづくり
・自分ごとマインドが育む住民自治の土壌
・ご近所さんと暮らしを語らい、手を取りあう
・一人ひとりの思いを地域の前進力に
4.行政改革
・役所にファシリテーションを植え付ける!
・素早い情報整理で住民対話を支える
・カタい行政をときほぐし双方向の議論をつくる
5.ソーシャル
・のびしろをシェアして未来に貢献しあう
・ズレや違いを面白がり共創できる社会へ
・線で対話し個をつなぐチームビルディング
6.教育・研究
・大人も子どもも当たり前に対話できる小学校づくり
・中学・高校と地域社会をやわらかくつなぐメモ書き
・市民に届けるプロセスが育む“研究の相互理解"
7.支援・ケア
・子どもと大人が言葉の限界を超えて歩み寄る対話の場
・きこえる人ときこえない人が集う会議のデザイン
・だれもが当事者として描く未来を創りたい
・医療・福祉・介護現場の不安が信頼のタネに!

3章 描くことで「場をつくる」ために
●対談 可視化で気をつけておきたいこと
第1節 現場に学ぶ場づくりのヒント
・描いて場をつくるための基礎トレーニング
・こんなときどうしたらいい? Q&A
第2節 生成的な場で描く未来のビジョン

著者略歴

編著:有廣 悠乃
ファシリテーター。1991年生まれ。2016年立命館大学産業社会学部卒業、2018年神戸大学大学院国際協力研究科博士課程前期課程修了。大学在学中より教育系NPO法人、まちづくり関係の株式会社に参画。ワークショップデザインやファシリテーションの観点で事業の企画・運営に携わる。

ISBN:9784761527761
出版社:学芸出版社
判型:B5変
ページ数:144ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2021年07月
発売日:2021年07月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:CJP