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原発と建築家

僕たちは何を設計できるのか。再生可能エネルギーの未来、新しい時代の建築をかんがえた。

編著:竹内 昌義
著:飯田 哲也
著:後藤 政志

紙版

内容紹介

3.11以降、ストレートな物言いでツイッター上の注目を集めてきた著者が、「建築家としてどう関われるか」を問いながら専門家を訪ねたインタビュー集。原子力発電をめぐる建築の歴史、安全の概念、都市と地方の関係を見直し、再生可能エネルギーの技術や制度の可能性を探りながら、関わり、発言することの大切さを確認する。

目次

インタビュー1 松隈 洋
 建築家として何を話せるのだろう(2011.11.7)

インタビュー2 後藤 政志
 安全を設計するのは誰なのか(2011.11.25)

インタビュー3 佐藤 栄佐久
発電所を受け入れた町になにが起こるのか(2011.12.10)

エッセイ──なぜ、環境的な建築の必要性を感じたのか 竹内昌義

インタビュー4 池田 一昭
「スマートな都市」をイメージしてみる(2011.12.2) 

インタビュー5 清水 精太
エネルギーのベストミックスは何か(2011.12.3)

インタビュー6 林 昌宏
再生可能エネルギーは不安定なのか(2011.12.9)

インタビュー7 三浦 秀一
地方でこそ再生可能エネルギーを活かせないか(2011.12.8)

インタビュー8 飯田 哲也
建築家として、何から始められるだろう(2011.12.10) 

著者略歴

編著:竹内 昌義
1962年神奈川県生まれ。 建築家。みかんぐみ共同代表/東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科教授。東京工業大学修士課程修了。共著書に『団地再生計画/みかんぐみのリノベーションカタログ』(2001)、『POST OFFICEワークスペース改造計画』(2006)、『未来の住宅 カーボンニュートラルの教科書』(2009)
著:後藤 政志
元・原子炉格納容器設計技術者。1949年東京都生まれ。博士(工学、東京工業大学)。広島大学工学部船舶工学科卒業後、旧三井海洋開発に入り船舶・海洋構造物の設計を手がける。1989年、東芝に入社し、原子炉格納容器の設計技術者となる。2009年、同社を退社。現在、芝浦工業大学、國學院大學、早稲田大学大学院などで非常勤講師を務める。著書に『「原発をつくった」から言えること』『福島原発事故はなぜ起きたか』(共著)など。

ISBN:9784761525293
出版社:学芸出版社
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2012年03月
発売日:2012年03月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AM