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かんたんにできる 発達障害のある子どものリラクセーションプログラム

編:高橋 眞琴
他著:尾関 美和
他著:亀井 有美

紙版

内容紹介

自分の時間を大切にするために
オンラインでできるライフスキルトレーニング、動作法、ムーブメント教育、日本でも実践可能な海外のインクルーシブ教育での環境設定など、家庭や学校でできるリラクセーションプログラムを紹介。

著者紹介
高橋眞琴(たかはし・まこと)【編集・はじめに・第6章】
鳴門教育大学教授 神戸大学大学院人間発達環境学研究科博士課程後期課程修了、博士(教育学)
公認心理師、臨床発達心理士、AEAJ アロマテラピー検定1級
英国のインクルーシブ教育、特に、英国の学校園での多感覚を活用した学習支援や環境設定に関心があります。阪神・淡路大震災の経験から、東日本大震災で被災された障がいのあるお子さんとの交流活動や地域での研究会などもおこなってきました。
論文:発達障害のある子どもたちへのインフォーマルな「居場所づくり」の取り組みについて―ボランティアと子どもたちとの関わりを通して―.LD 研究,19(2),2010.など。
尾関美和(おぜき・みわ)【第4章・おわりに】
鳴門教育大学附属特別支援学校教頭
ムーブメント教育・療法上級指導員、学校心理士
特別支援学校の教員として勤務しながら、月1回、ムーブメント教室を地元で開催。これまで、たくさんの子どもたちが、教室に通い、卒業していきました。友だちと一緒に遊ぶことができるようになり、笑顔いっぱいで活動している姿を見るたびに、ムーブメント教育・療法の力の大きさを感じます。一人でも多くの子どもたちの笑顔を増やせるよう、楽しい活動を考えていきたいと思っています。
亀井有美(かめい・ゆうみ)【第1章・第2章】
徳島大学大学院保健科学研究科博士後期課程
看護師、保健師、公認心理師(養護教諭)
看護師、保健師としての勤務や障害児通所支援施設での勤務の経験があります。27 歳のときに発達障害の診断を受け、当事者及び支援者として発達障害の研究を行っています。YouTube チャンネル「困ったちゃんプロジェクト」を開設し、発達障害のある人への支援や啓発活動を随時行っていきます。
中村友香(なかむら・ゆか)【第5章】
兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程) 英国の留学経験やフィンランドへの調査経験があり、フィンランドのインクルーシブ教育について研究しています。小学校での勤務経験もあるため、小学校英語教育について特に興味があります。
山?真義(やまざき・まさよし)【第3章】
滋賀県立八日市養護学校教諭、兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)
心理リハビリテイションスーパーバイザー、公認心理師、臨床発達心理士、特別支援教育士
特別支援学校の教諭として障害のある児童・生徒達の教育実践に日々取り組んでいます。また、心理リハビリテイションスーパーバイザー(学会認定)として滋賀県の動作法の普及と発展に努めています。

目次

第1章 発達障害って何?
1  発達障害って何?
2  探究心が強いASD(自閉スペクトラム症)
3  好奇心旺盛なADHD(注意欠如・多動症)
4  頑張り屋さんのSLD(限局性学習症)
5  困りごとを減らすには

第2章  オンラインでできるライフスキルトレーニング
1  ライフスキルって何?
2  ライフスキルと発達障害
3  オンラインでできるライフスキルトレーニング
4  LOVE LIFE スキルトレーニング
5  Let’s LOVE LIFE Part 1「 マスクでクイズ」
6  Let’s LOVE LIFE Part 2「 マスクでクイズ」レベルアップ問題

第3章  心も身体もリラックス 動作法をやってみよう
1  動作法とは?
2  発達障害児・者と動作法
3  支援者と一緒に行う動作法(1)「躯幹のひねり」
4  支援者と一緒に行う動作法(2)「腕上げ」
5  支援者と一緒に行う動作法(3)「肩ゆるめ」
6  支援者と一緒に行う動作法(4)「肩上げ」
7  支援者と一緒に行う動作法(5)「背反らせ」
8  支援者と一緒に行う動作法(6)「肩開き」
9  支援者の動きを模倣して行う動作法(1)「足首ゆるめ」
10 支援者の動きを模倣して行う動作法(2)「お尻上げ」
11 支援者の動きを模倣して行う動作法(3)「片足バランス」
12 支援者の動きを模倣して行う動作法(4)「四つ這いバランス」
13 最後に

第4章 ムーブメントをやってみよう  
1  ムーブメント教育って何?
2  ムーブメント教育をはじめよう
3  ムーブメント教育の実践例

第5章  フィンランドの教育施設から学ぶリラクセーションを促す環境設定
1  フィンランドの教育
2  自分の時間を大切にする
3  身体を動かす
4  好きなことをする
5  フィンランドでの取り組みから考える環境設定のためのポイント

第6章  学校園や家庭でのリラクセーションに向けた多感覚の活用
            英国の学校園での多感覚を生かした教育活動を参考に
1  はじめに
2   自立活動の視点に基づいた発達障害のあるお子さんのリラクセーションを促す支援
英国の学校園での多感覚を生かした教育活動を参考に
3  英国の学校園での多感覚を活用した活動内容を取り入れた実践例
4  おわりに

著者略歴

編:高橋 眞琴
高橋 眞琴
鳴門教育大学教授
神戸大学大学院人間発達環境学研究科博士課程後期課程修了、博士(教育学)
公認心理師、臨床発達心理士、AEAJ アロマテラピー検定1 級
英国のインクルーシブ教育、特に、英国の学校園での多感覚を活用した学習支援や環境設定に関心があります。阪神・淡路大震災の経験から、東日本大震災で被災された障がいのあるお子さんとの交流活動や地域での研究会などもおこなってきました。

他著:尾関 美和
尾関 美和
鳴門教育大学附属特別支援学校教頭
ムーブメント教育・療法上級指導員、学校心理士
特別支援学校の教員として勤務しながら、月1 回、ムーブメント教室を地元で開催。これまで、たくさんの子どもたちが、教室に通い、卒業していきました。友だちと一緒に遊ぶことができるようになり、笑顔いっぱいで活動している姿を見るたびに、ムーブメント教育・療法の力の大きさを感じます。一人でも多くの子どもたちの笑顔を増やせるよう、楽しい活動を考えていきたいと思っています。

他著:亀井 有美
亀井 有美
徳島大学大学院保健科学研究科博士後期課程
看護師、保健師、公認心理師(養護教諭)
看護師、保健師としての勤務や障害児通所支援施設での勤務の経験があります。27 歳のときに発達障害の診断を受け、当事者及び支援者として発達障害の研究を行っています。YouTube チャンネル「困ったちゃんプロジェクト」を開設し、発達障害のある人への支援や啓発活動を随時行っていきます。

ISBN:9784761408459
出版社:学苑社
判型:A5
ページ数:126ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2023年05月
発売日:2023年05月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNS
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JNSC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:JNSG
国際分類コード【Thema(シーマ)】 4:4Z-JP-E
国際分類コード【Thema(シーマ)】 5:4Z-JP-EA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 6:4TW