マリア・モンテッソーリ「0歳からの教育の尊さ」
響き合う保育と医療
著:保田 恵莉
紙版
内容紹介
世界中のこどもの平和と愛を願ったマリア・モンテッソーリ。彼女の実践をもとに、我が国における幼児教育の新しい教育要領、保育指針から乳幼児の発達や保育の世界で重要視されてきている「協同性」「人格形成」の歩みについても論じる。
目次
第1部 0 歳からの教育の尊さから
第1章 生命の喜びを共感し合うモンテッソーリ教育
ー子育て支援を取り入れた誕生会についての省察から
第2章 モンテッソーリ教育の文献から伝承される理論
ーこどものこころの発見者
第3章 乳幼児の心を育む絵本研究
ー創作絵本を通した読み聞かせから
第4章 絵画・造形から生まれる協同性の研究
ー教育美術論とこどもの精神を基礎にして
第5章 モンテッソーリ教育における童歌に関する研究
ー児童文化を継承する意義の考察から
第2部 こころの治療(保育)
第6章 モンテッソーリ教育における治療教育に関する考察
第7章 人格形成における省察(マリア・モンテッソーリ)
第8章 絵画における体験とイメージを通してモンテッソーリ・メソッドを巡る
ー表しの考察
第9章 乳幼児教育における専門性を求めて
第10章 モンテッソーリ・メソッド(the method of Montessori)におけるこどもの環境