trauma 誰もが傷ついた心をもっている
著:ポール・コンティ
訳:田畑 あや子
著:レディー・ガガ
紙版
内容紹介
トラウマ:《名詞》精神的・肉体的苦痛を引き起こし、その後の人生にも傷跡を残すもの。
これまで正体の明かされてこなかった「トラウマ」に焦点をあて、トラウマがどのように引き起こされるのか、トラウマが脳や心理的な面でどのように影響を及ぼすかを紹介していく。
世界に蔓延する「トラウマ」というウイルスは、人の思考や行動を無意識に変えてしまうほどの力をもつ。人生をよい方向に変えるために知っておきたい、トラウマのすべて。
目次
序文 私の命の恩人ドクター・ポール・コンティ
レディー・ガガ/本名ステファニー・ジャーマノッタ
はじめに
弟の死が精神分析医へと駆り立てた
この本を書いた理由と、読者に受け取ってほしいこと
第1部 ◉ トラウマの正体とその仕組み
第1章 トラウマとは何か
第2章 トラウマのタイプとポストトラウマ・シンドローム
第3章 トラウマの「共犯者」を追い払うには
第4章 子どものころのトラウマについて
第5章 思いやり、共同体、人間性
第2部 ◉ トラウマの社会学
第6章 トラウマによって脳はどう変化するか
第7章 社会的なトラウマがもたらすもの
第8章 社会的な病の解決策
第3部 ◉ 脳の取扱説明書
第9章 トラウマが思考に与える影響
第10章 人生の中心「大脳辺縁系」
第11章 トラウマが脳と身体のルールを書き換える
第4部 ◉ トラウマに打ち勝つために
第12章 自分を取り戻す家路
第13章 知恵と根気と、真の身の上話
第14章 社会全体でトラウマを癒やしていくために