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「臨床のこころ」を学ぶ心理アセスメントの実際

クライエント理解と支援のために

編著:高橋 靖恵

紙版

内容紹介

クライエントの真の理解と支援のために実践に活かされる心理臨床とは、どのようなものか。心理アセスメントを実践する際の導入の仕方、テストバテリーの組み方、フィードバックの方法、研修のありかた等、多角的視点をもちながら「臨床のこころ」を育み、さらなる臨床力を高めるための好著。

目次

本書の出版に寄せて  (皆藤 章)
序 章 心理アセスメントを通して「臨床のこころ」を学ぶ  (髙橋靖恵)

Ⅰ部 基礎研究を実践に活かす
第1章 青年期の自己信頼感とロールシャッハ法  (舩津文香)
第2章 心的外傷とロールシャッハ法  (西 見奈子)

Ⅱ部 心理アセスメント事例を通して「臨床のこころ」を学ぶ
第3章 強迫性障害の心理アセスメント  (富田真弓・吉岡和子・河本 緑)
第4章 解離性障害の理解と心理療法へのベクトル
    ――思考・言語カテゴリーの活用からこころの物語へ  (髙橋 昇)
第5章 背景に精神病圏の病理を抱える人の心理アセスメント
    ――ロールシャッハ法と心理療法過程の照合から理解する  (古井由美子)
第6章 見立ての困難事例を心理アセスメントから理解する   
    ――SCT・描画法による総合的検討  (黒田浩司)
第7章 心理アセスメントにおけるテストバッテリーの組み方とフィードバックの方法
    ――投映法を中心とした立体的クライエント理解  (松本千夏・黒﨑和泉)

Ⅲ部 心理アセスメントの訓練
第8章 ロールシャッハ法の学び方
    ――研修会が担う役割について  (吉田加代子・吉岡和子)
第9章 心理アセスメントの実践的訓練を通して理解する「臨床のこころ」  (髙橋靖恵)

ISBN:9784760838196
出版社:金子書房
判型:A5
ページ数:240ページ
定価:3400円(本体)
発行年月日:2014年08月
発売日:2014年08月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MKM