出版社を探す

ソーシャル・マジョリティ研究

コミュニケーション学の共同創造

編著:綾屋 紗月
他著:澤田 唯人
他著:藤野 博

紙版

内容紹介

発達障害者の側から多数派社会のルールやコミュニケーションを研究する「ソーシャル・マジョリティ研究」をまとめた初のテキスト。

目次

序 章 ソーシャル・マジョリティ研究とは  ・・・綾屋 紗月
第1章 人の気持ちはどこからくるの?  ・・・澤田 唯人
第2章 発声と発話のしくみってどうなっているの?  ・・・藤野 博
第3章 人の会話を聞きとるしくみってどうなっているの?  ・・・古川 茂人
第4章 多数派の会話にはルールがあるの?  ・・・坊農 真弓
第5章 場面にふさわしいやりとりのルールってどんなもの?  ・・・浦野 茂
第6章 ちょうどいい会話のルールってどんなもの?  ・・・浅田 晃佑
第7章 いじめのしくみってどうなっているの?  ・・・荻上 チキ
終 章 ソーシャル・マジョリティ研究の今後の展望  ・・・熊谷晋一郎

著者略歴

編著:綾屋 紗月
自閉スペクトラム当事者。発達障害者が参加・運営する当事者研究会「おとえもじて」主催。東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程。
精神障害や発達障害など、外側からは見えにくい症状を内側から記述し、仲間と共に自らのメカニズムを探っていく「当事者研究」を行っている。2011 年より定期的な当事者研究会を開催中。発達障害者にとって居心地の良いコミュニケーションスタイルは何かを模索している。
著書『発達障害当事者研究―ゆっくりていねいにつながりたい』(熊谷晋一郎氏との共著、医学書院、2008)、『つながりの作法 --同じでもなく違うでもなく』(共著、日本放送出版協会、2010)、『増補 前略、離婚を決めました』(イーストプレス、2012)など。
他著:澤田 唯人
慶應義塾大学、法政大学、大妻女子大学ほか 兼任講師
他著:藤野 博
東京学芸大学教授

ISBN:9784760826681
出版社:金子書房
判型:A5
ページ数:304ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2018年11月
発売日:2018年11月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ