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銀行のことよくわからないまま社会人になった人へ

著:津田 倫男

紙版

内容紹介

リーマンショック直後の、2009年あたりの冷え切った就活戦線において、「メガバンクに内定した」ということは、まさに王者の資格を得ることと同意でした(私が出た大学では)。
ところが、それから10年ほど経過した今、銀行が大きな曲がり角に立たされています。
利用者は店頭に足を運ばなくなりつつあり、組織としては、人員を削減していく方向にあります。大きな逆風にさらされている銀行の未来が、「明るい」とは、とてもいえそうにありません。
しかし、銀行がいま現在抱えているこうしたジレンマは、裏を返せば、秘められた新しい可能性を見出す余地となりうる、と著者は考えています。
今後、銀行あるいはその類似形態である信金や信組が、どう変わってゆくのか。
銀行への理解を深め、賢い利用者・就職者になっていただくための手引きです。

著者略歴

著:津田 倫男
津田 倫男(つだ・みちお)
企業アドバイザー。(株)フレイムワーク・マネジメント代表。1957年生まれ。島根県松江市出身。一橋大学、
スタンフォード大学ビジネススクール卒。都銀、外銀、外資IT系企業のベンチャーキャピタルなどで22年勤務後、2001年に独立。戦略的提携、海外進出、人財開発等を助言している。運用以外に『地銀・信金 ダブル消滅』『地方銀行消滅』(ともに朝日新書)、『2025年の銀行員』(光文社新書)、『誰も書けなかった銀行消滅の地図帳』(宝島社新書)、『M&A世界最終戦争』(幻冬舎新書)、『40歳からの「貯めるコツ」「使うコツ」』(海竜社)
など、著作多数。

ISBN:9784759317442
出版社:海竜社
判型:A5
ページ数:190ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2020年12月
発売日:2020年12月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KFF