著者略歴
著：城山 三郎
城山 三郎（しろやま・さぶろう）
1927（昭和2）年、名古屋生まれ。海軍特別幹部練習生として、45（昭和20）年8月15日の終戦を迎えた。一橋大学を卒業。57年（昭和32）年、『輸出』により文学界新人賞を受賞する。59年、『総会屋錦城』で直木賞を受け、経済小説の分野を開拓。75（昭和50）年、『落日燃ゆ』で毎日出版文化賞と吉川英治文学賞を受賞。このほか『辛酸』『小説日本銀行』『雄気堂々』『毎日が日曜日』『黄金の日日』『男子の本懐』『粗にして野だが卑ではない――石田禮助の生涯』『湘南』『指揮官たちの特攻』など、多彩な著作がある。2007（平成19）年3月22日永眠。
