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聡明な女は愉しく老いる

著:桐島 洋子

紙版

内容紹介

 聡明な女は、熟年になるほどに、料理に健康に、癒しの波動のアンテナの感度は衰えない。食べたいもの、食べるべきものを自分で作ることができるのは人間だけだと、美味しいものへの意欲はますます盛んである。著者自ら作ってきたお勧めのメニュー、レシピも盛りだくさん!
 60代、70代は、「ダウン・トゥー・アース」とばかりに、自分のアンテナに身を任せ、しなやかにダイナミックな人生の旅人であった。
80代の今、海辺の街に住み始め、過剰な仕事、付き合いから解放されると、余計な欲、見栄、こだわりが抜け落ちていく。エイジングこそは神の祝福だと、年を重ねるほどに実感できる、爽やか人生エッセイ!

目次

1 聡明な女は料理がうまい
 ・食べたいものを作ることのできる幸せ
 ・血管力は食事から 
 ・骨の基礎固め 
 ・腸能力は超能力 
 
2 大人の女は素朴な自然派
 ・胎内回帰の湯治旅 
 ・一日八百カロリーの健康倶楽部 
 ・宇宙の海に漕ぎ出して 
 ・散歩の心得 
 ・正しい呼吸法 
 ・「気」に任せる  

3 大人の旅は一味違う
 ・飽きることを知らない街―パリ 
 ・幽霊と共棲する都―ロンドン 
 ・味覚の迷宮探検隊―北京・上海 
 ・癒しの島の優雅な休日―バリ 
 ・座禅に始まってオーロラに終わる―アメリカ・カナダ
 ・巨船に巨体が犇いて―アラスカ・クルーズ 
 ・この道はいつか来た道 

4 たった一人から孫七人
 ・嫁も姑も神出鬼没 
 ・こんな結婚式見たことない 
 ・少子化に逆らって 
 ・子供三人、孫七人 

5 エイジングにありがとう
 ・せめて私にできることを 
 ・人生、引き算の仕合わせ 
 ・「老後の楽しみ」籠(かご)に放り込んだもの 
 ・エイジングは神の祝福 

あとがき 

著者略歴

著:桐島 洋子
桐島洋子(きりしま・ようこ)
1937年東京生まれ。文藝春秋に9年間勤務の後、フリーのジャーナリストとして海外各地を放浪。70年に処女作『渚と澪と舵』で作家デビュー。72年『淋しいアメリカ人』で第3回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。以来メディアの第一線で活躍するいっぽうで独身のまま3人の子どもを育てる。娘のかれん、ノエル、息子のローランドはそれぞれのジャンルで活躍中。孫7人。50代から林住期(人生の収穫の秋)を宣言してカナダのバンクーバーに家を持ち、1年の3分の1はバンクーバーでの暮らしを楽しんでいる。また70代からは自宅で私塾の森羅塾を主宰している。80代になり、日本に落ち着く。
『わたしが家族について語るなら』(ポプラ社)、『聡明な女は料理がうまい』(アノニマ・スタジオ)、『人生はまだ旅の途中』(大和書房)『ほんとうに70代は面白い』(海竜社)など著書多数。

ISBN:9784759316858
出版社:海竜社
判型:4-6
ページ数:223ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年02月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:DS
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ