出版社を探す

声とともに生きる豊かな人生

50人のリカバリー体験記

他編:マリウス・ローム
他編:サンドラ・エッシャー
他編:ジャッキー・ディロン

紙版

内容紹介

自分だけにしか聞こえない声を聞く人が、不安、無力感、罪悪感、怒りなどがもたらす困難から人生を取り戻す過程を綴る。本人は声にどう対処すればいいか。医師など専門家や周囲のサポートは。豊富な具体的事例とヒントを示す。

目次

日本のみなさまへ ジャッキー・ディロン
監訳者まえがき 佐藤 和喜雄

まえがき リカバリーのために新しい臨床的、科学的な手法をうち立てよう 
ミカエラ・アマリン

はじめに マリウス・ローム/マービン・モリス

第1章 リカバリーするために大切なこと マリウス・ローム
第2章 声を聞くことに病気のレッテルは有害 マリウス・ローム
第3章 何が声を引き起こすのか? マリウス・ローム
第4章 声を受け入れリカバリーへの道を開く サンドラ・エッシャー
第5章 声の意味を理解する―声と人生の出来事との関係 サンドラ・エッシャー
第6章 人生の問題と声との間に潜む感情をひもとく マリウス・ローム
第7章 声を聞く人たちのグループ マリウス・ローム
第8章 声を聞くことへの心理療法 マリウス・ローム
第9章 投薬 マリウス・ローム

50人のリカバリー体験記 まえがき マービン・モリス

アミ・ローニッツ
アンドレアス・ゲールケ
アンチェ・ミュラー
オードリー・リード
キャロライン
ダーン・マースマン
デブラ・ランプシャー
デニス・ボスマン
ドン・ダガー
エレノア・ロングデン
エリザベス・スバンホルマー
フェルナンド・チャピン
フローレ・ブルマンス
フランク・ダーメン
フラン・ド・グラーフ
ギャビン・ヤング
ジーナ・ローミット
ハネロア・クラフキ
ヘレン
フッテン夫人
ジャッキー・ディロン
ジャン・ホロウェイ
ジャネット・ブリンク
ジャネット・ウールトゥイス
ジョー
ジョン・エクセル
ジョン・ロビンソン
ジョニー・スパルバン
ヨランダ・ファン・ホーイ
カリーナ・カーリン
リゼット・デ・クラーク
マリオン・アスラン
ミーケ・シモンズ
ミーン・ソネマン
オディ・オコーサ
オルガ・ルンシマン
パツィ・ハーグ
ペギー・デービス
ピーター・ブリモア
ピーター・レイノルズ
リニー・セルダー
ロバート・ハイスマン
ロン・コールマン
ロニー・ニルソン
ルーファス・メイ
ルース・フォレスト
サシャ・スロッテンマーカース
ショーン・ハイセン
スチュワート・ヘンドリー
スー・クラークソン

付録
謝辞 マリウス・ローム
参考文献

訳者あとがき 森 直作

著者略歴

他編:マリウス・ローム
医学博士(MD)、人文系博士(PhD)。マーストリヒト(オランダ)大学医学部の社会精神医学教授(1974~1999)、マーストリヒトのコミュニティ精神保健センターの顧問精神科医。
現在、バーミンガム市立大学コミュニティ精神保健センター客員教授。過去25年の彼の研究は、声を聞くことの経験に焦点を当ててきた。
他編:サンドラ・エッシャー
人文系修士(MPhil)、人文系博士(PhD)。科学ジャーナリスト、マーストリヒト大学で上級研究者として勤務。研究は、声を聞いている子どもたちに焦点を当てる。
現在、バーミンガム市立大学コミュニティ精神保健センター名誉研究員。
他編:ジャッキー・ディロン
イングランドの全国ヒアリング・ヴォイシズ・ネットワーク会長。
このネットワークは、声を聞く、ものを見る、触覚を感じるなどの感覚的体験の受け入れと理解を促進することに取り組むユーザー主導の慈善団体。彼女は、ヒアリング・ヴォイシズ、「精神病」、精神的外傷に特化した国際的な話し手かつトレーナーで、作家としても活躍している。

ISBN:9784759261271
出版社:解放出版社
判型:A5
ページ数:328ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2022年06月
発売日:2022年06月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MJ