内容紹介
関連性理論・言語行為理論・グライス理論・新グライス派・認知言語学という5つの語用論理論に亘って、その特徴を適切に記述し、相互の差異を明らかにし、そのうちのあるものについては鋭い批判を加えている。語用論の入門者にとっても、専門家にとっても、自分の研究を進める上での至上のガイドラインである。その語り口は平易であり、処々に散りばめられたコラムは笑いを誘う。
著者略歴
著:今井 邦彦
1934(昭和9)年生まれ。1957年東京大学英吉利文学科卒業。文学博士。東京都立大学教授,学習院大学教授を経て,現在は東京都立大学名誉教授。専門は音声学,統語論,語用論。著書に,Essentials of Modern English Grammar(共著,研究社出版),『英語の使い方』『語用論への招待』(以上,大修館書店),『ファンダメンタル音声学』『あいまいなのは日本語か,英語か?』(以上,ひつじ書房),『言語の科学入門』(共著)『ことばの意味とはなんだろう』(共著)(以上,岩波書店)などがある。訳書には,レカナティ『ことばの意味は何か』(新曜社),アロット『語用論キーターム事典』(監訳)(開拓社)などがある。
ISBN:9784758925501
。出版社:開拓社
。判型:4-6
。ページ数:208ページ
。定価:1900円(本体)
。発行年月日:2015年03月
。発売日:2015年03月30日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSL
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:DS。