内容紹介
本書は「あー、そうだったのかの接辞学」である。英語を理解するには構文とともに語の仕組み(構造)と謂れ(語源)と語法を理解する必要がある。本書は新しい視点で今まであまり焦点化されてこなかった接辞(接頭辞、接尾辞)に焦点を当て、その仕組みと謂れにメスを入れた。その成果は授業で必ずや参考になると思われる。小さな体ながら大きな力をもつ接辞の世界は魅力いっぱいである。
著者略歴
著:西川 盛雄
1943年神戸市生まれ。大阪大学大学院修士課程修了(英語学専攻)。ミネソタ大学(フルブライト奨学生),ランカスター大学(国際ロータリー財団奨学生)大学院に留学。熊本大学客員/名誉教授。著書: 『表現と理解のことば学』[共著](ミネルヴァ書房、1996)、『英語接辞研究』(開拓社、2006)。論文: 「接尾辞形成と文法化現象」(1998)(『現代英語の語法と文法』[小西友七先生傘寿記念論文集]大修館書店)、「接辞形成のストラテジー」(2004)(『言葉のからくり』[河上誓作教授退官記念論文集]英宝社)、「接辞の語法」(2005)(『英語語法文法研究の新展開』英宝社)、「時間概念のカテゴリー化」(2005)(『英語のテンス、アスぺクト、モダリティ』英宝社)、「語形成と語法」(2012)(『21世紀英語研究の諸相―言語と文化からの視点―』開拓社)など多数。辞典執筆: 『現代英語語法辞典』(三省堂、2006)。
ISBN:9784758925396
。出版社:開拓社
。判型:4-6
。ページ数:240ページ
。定価:1900円(本体)
。発行年月日:2013年06月
。発売日:2013年06月25日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CJBG
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:2ACB。