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開拓社叢書 24

知っておきたい英語の歴史

著:安井 稔
著:久保田 正人

紙版

内容紹介

どうして英語の歴史を学ぶのであろうか。それは、どのような移り変わりを経て現代の英語の姿が確立されるに至ったかが理解されれば、現代英語に対する理解を深めることになるからである。本書は、コンパクトにまとめられた通史を中心に、つづり字など個別の問題を扱った各論と、重要な関連項目の解説とを配した英語史の入門書である。英語の歴史に興味をもつ人々や英語を教える立場にある人々にとって、要所、要所で良き道標となるであろう。

著者略歴

著:安井 稔
1921年、静岡県生まれ。1944年、東京文理科大学英語学英文学卒業。東京教育大学教授、東北大学教授、筑波大学教授、芦屋大学教授、静岡精華短期大学学長を歴任。東北大学名誉教授、文学博士。主な著書: 『英語学研究』(1960)、Consonant Patterning in English(1962)[以上、研究社]、『構造言語学の輪郭』(1963)、『英語学の世界』(1974)、『新しい聞き手の文法』(1978)[以上、大修館書店]、『英文法総覧』(1982、1996〈改訂版〉)、『英語学概論』(1987)、『英語学史』(1988)、『納得のゆく英文解釈』(1995)、『英語学を考える』(2001)、『仕事場の英語学』(2004)、『英語学の見える風景』(2008)、『「そうだったのか」の言語学』(2010)、『ことばで考える』(2013)、『英語とはどんな言語か』(2014)[以上、開拓社]、など。ほかに、翻訳書、編著が多数ある。
著:久保田 正人
1952年横浜市に生まれる。筑波大学大学院博士課程(文芸・言語研究科)中退。千葉大学外国語センター長などを歴任、現在、千葉大学教授。主な著書・論文: 「主語の決定について」(『現代の英語学』、開拓社、1981)、“The New Orthography as a Variant of the Conventional Orthography”(English Linguistics Today、開拓社、1985)、『現代英語の諸相』(共著、オセアニア出版、1987)、「why to VP は容認可能である」(『英文學研究』、日本英文學会、1989)、“Agrammatism in Japanese: Two Case Studies”(共著、Agrammatic Aphasia: A Cross-Language Narrative Sourcebook、John Benjamins、 1990)、「日本手話と日本語」(共著、『言語文化論叢』、千葉大学、2002)、『ことばは壊れない-失語症の言語学』(開拓社、2007)、『英語学点描』(開拓社、2013)、その他がある。

ISBN:9784758918190
出版社:開拓社
判型:A5
ページ数:268ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2014年09月
発売日:2014年09月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:CF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:CJ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 4:2ACB