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実験医学別冊

リアルタイム・デジタルPCR実験スタンダード

編:北條 浩彦

紙版

内容紹介

リアルタイムPCRで何ができる?デジタルPCRのメリットは?実験・診断の現場で急速に普及する先端PCR.核酸増幅の原理,検量線の読み方の基本からmRNA発現,環境ゲノム解析など実用プロトコールまで紹介

目次



第0部
核酸の基礎知識とPCRの基本原理

第1部 リアルタイムPCR
基本編
1 リアルタイムPCRの原理
2 リアルタイムPCRの定量方法
3 転写産物からの遺伝子発現解析の流れ
4 遺伝子発現量の測定の実際
5 SNPのタイピングの原理
6 マルチプレックスPCRの設計
7 特異的アレルの検出の原理
8 プライマー/プローブの設計手順
実践編
発現解析(mRNA,miRNA)
1 経時的な遺伝子発現解析で概日リズムを量る
2 遺伝子発現抑制効果を評価する
3 遺伝子変異を検出する
4 リアルタイムPCR・デジタルPCRを用いた環境DNAによる水生生物の生息把握
5 網羅的な発現をみる
6 内在性コントロール遺伝子の設定について
7 miRNA生合成経路をみる
8 TaqMan®Arrayプレートによる遺伝子発現プロファイリング
細胞外RNA(エクソソームRNA)解析
9 加齢に伴って減少する血中miRNA
10 細胞外miRNAを捉える
ウイルスの検出
11 下水からの新型コロナウイルスの検出
12 ウイルス感染症を診断する
13 新型コロナウイルス変異株の検出・解析法
遺伝⼦タイピング
14 TaqMan®プローブを使ったタイピングの実際
15 ゲノム上の遺伝子量に関する解析
エピジェネティクス
16 エピジェネティクスな状態を知る

第2部 デジタルPCR
基本編
1 デジタルPCRの原理と応用
実践編
1 デジタルPCRによる免疫受容体のコピー数多型解析
2 診断のための遺伝子変異の検出
3 ddPCRによるBRAF変異の検出
4 デジタルPCRを用いた神経芽腫微小残存病変の評価法
5 デジタルPCRによるmiRNAの測定
6 デジタルPCRを用いたcfDNAのDNAメチル化解析
7 肺がん患者血漿のデジタルPCRを用いた遺伝子変異解析
8 シングルセルドロップレットデジタルPCR法

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ISBN:9784758122573
出版社:羊土社
判型:B5
ページ数:301ページ
定価:6200円(本体)
発行年月日:2022年01月
発売日:2022年01月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PSAK