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建築・都市レビュー叢書

みんなの建築コンペ論

新国立競技場問題をこえて

著:山本 想太郎
著:倉方 俊輔

紙版

内容紹介

建築コンペは、公共的価値を高める装置として、広く行政に取り入れられてきたが、新国立競技場問題は、それが本当に社会にとって価値をもたらすものなか、という問いを突きつけた。本書は、建築コンペの歴史・現状を詳らかにしながら、あるべき建築コンペのモデルを提案し、未来の日本の公共空間に資することを目指す。

著者略歴

著:山本 想太郎
建築家。1966年東京生まれ。1991~2003年坂倉建築研究所勤務。2004年から、山本想太郎設計アトリエ主宰。また、東洋大学、明治大学、工学院大学などで、教鞭をとる。主な著書に、『建築家を知る/建築家になる』(王国社)など。
著:倉方 俊輔
建築史家。1971年東京都生まれ。現在、大阪市立大学大学院工学研究科准教授。吉阪隆正、伊東忠太などに関する研究の他、建築観賞のガイド本や建築批評の執筆も手がける。主な著書に、『東京建築みる・あるく・かたる』、『大阪建築みる・あるく・かたる』(ともに共著、京阪神Lマガジン)、『吉阪隆正とル・コルビュジェ』(王国社)。

ISBN:9784757160828
出版社:NTT出版
判型:4-6
ページ数:250ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年07月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TNKP