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信頼と裏切りの社会

著:ブルース・シュナイアー
訳:山形 浩生

紙版

内容紹介

人間社会は信頼なくして成り立たない。しかし、社会の中には必ず、信頼を悪用して自分の利益にしようとする裏切り者がいる。このため社会は、裏切り者を見つけ出し、制裁を加える制度・システムを作ってきた。しかしネット社会とグローバル化の現在、そうした制度・システムが機能しない場面が増えている……社会科学、生物学などを総動員して、信頼の構成要素を解明する総合的研究。

目次

  読者への一言

   第1章 概論

第1部 信頼の科学
   第2章 信頼の自然史
   第3章 協力の進化
   第4章 信頼の社会史
   第5章 社会性ジレンマ

第2部 信頼のモデル
   第6章 社会性圧力
   第7章 道徳的圧力
   第8章 評判圧力
   第9章 組織制度的圧力
   第10章 セキュリティシステム

第3部 現実の世界
   第11章 競合する利益
   第12章 組織
   第13章 企業
   第14章 制度機関

第4部 結論
   第15章 社会性圧力の失敗
   第16章 技術進歩
   第17章 将来

   謝辞
   註
   参考文献
   訳者あとがき
   索引

著者略歴

著:ブルース・シュナイアー
1963年生まれ。コンピュータ・セキュリティの世界的権威。暗号学者。著書に『暗号の秘密とウソ』(翔泳社)、『セキュリティはなぜやぶられたのか』(日経BP社)などがある。

ISBN:9784757143043
出版社:NTT出版
判型:4-6
ページ数:510ページ
定価:4200円(本体)
発行年月日:2013年12月
発売日:2013年12月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB