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成長戦略論

イノベーションのための法と経済学

監:ロバート・E・ライタン
訳:木下 信行

紙版

内容紹介

国家が経済成長のためにすべきこと、すべきでないこと

経済にかかわる制度を改善すれば、経済成長と厚生水準を向上させることができる。この考え方のもと、政策決定へのロードマップを提供する。 本書の内容はアメリカでの議論ではあるが、日本においても「成長戦略」についての議論が盛り上がっているなか、とても重要な一冊である。

目次

1 革新と成長の促進における法律の重要性
2 革新のための立法
3 大学と経済成長
4 高技能移民に関するアメリカの政策
5 金融規制の5つの重要な改善方法
6 金融規制当局はどのように市場の力を抑制できるか?
7 課税政策と成長
8 革新と経済成長の促進に向けた反トラスト法の前進
9 契約、不確実性、そして革新
10 不法行為、革新、そして成長
11 革新と経済成長に対する現代不法行為法の効果
12 不動産利用規制、革新、そして成長
13 ネットワーク情報の経済のための成長志向の法律
14 デジタル企業の組成
15 特許局は立て直せるか
16 ガバナンスにおけるデジタル革新
17 科学研究に対するオープンなアクセス
18 災害対策の革新
19 革新と成長を育てるための訴訟手続きディスカバリー
20 改革の政治経済学

著者略歴

監:ロバート・E・ライタン
1950年生まれ。エコノミスト。ブルッキングス研究所シニア・フェロー、カウフマン財団副理事長。共著書に『良い資本主義 悪い資本主義』(書籍工房早山)などがある。
訳:木下 信行
1954年生まれ。アフラック・シニアアドバイザー

ISBN:9784757123526
出版社:NTT出版
判型:B5変
ページ数:383ページ
定価:6500円(本体)
発行年月日:2016年02月
発売日:2016年02月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCZ