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データ資本主義

貨幣からデータへ、新しい市場と来たるべき未来

著:ビクター・マイヤー=ショーンベルガー
著:トーマス・ランジ

紙版

内容紹介

貨幣・大企業・金融の時代が終わる。変わるのは資本主義そのものだ。
ビッグデータ時代の到来により市場は根本的な変革を迎えている。アルゴリズムが人に代わり膨大な情報を参照することで最適に近い取引を実現する未来が近づいている。人間の判断による制約が取払われた新しい市場とはどんなものか、現金・銀行・大企業はいかにして時代遅れになり、雇用や暮しはどう変わるのか。情報が市場を動かす新しい資本主義の姿をビッグデータの第一人者が描き出す新時代へのロードマップ。

目次

1 資本主義の消滅
2 コミュニケーションによるコーディネート
3 市場と金
4  貨幣中心市場からデータリッチ市場へ
5 企業と規制
6 大企業の未来
7 資本の減少
8 フィードバック効果
9 仕事を分割せよ
10 人間の選択|謝辞/注/索引
謝辞/注/索引

著者略歴

著:ビクター・マイヤー=ショーンベルガー
オックスフォード大学オックスフォード・インターネット研究所教授(専門はインターネットのガバナンスと規制) 前職はハーバード大学ケネディスクール(行政大学院)。ビッグデータ分野の第一人者として知られる。邦訳に世界的な反響を得た『ビッグデータの正体』(講談社)。
著:トーマス・ランジ
エコノミスト、作家。『スマートデータ』『我らのデータ』など。

ISBN:9784757103825
出版社:NTT出版
判型:4-6
ページ数:320ページ
定価:2700円(本体)
発行年月日:2019年03月
発売日:2019年03月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ