メディア考古学
過去・現在・未来の対話のために
著:エルキ・フータモ
訳:太田 純貴
紙版
内容紹介
古くなり、忘れられ、消えてしまったメディアを再考察することによって、今日の新しいメディアへの理解を深める試みが、「メディア考古学」である。メディア考古学は、技術決定主義に基づく進歩の歴史観を解体する。
本書は、メディア考古学の第一人者、エルキ・フータモの代表的な論文を集めた、メディア考古学の最良の入門書である。
目次
第1部 理論編
第1章 メディア考古学の考古学
第2章 妖精エンジンを分解する――トポス研究としてのメディア考古学
第3章 異文化間のインターフェース――西洋びいきのメディアの歴史を修正するために
第2部 実践編
第4章 愉快なスロット、困ったスロット――アーケードゲームの考古学
第5章 ソーシャルメディアというパノプティコン
第3部 架橋編
第6章 「世界はみな、ひとつの万華鏡」――メディア文化揺籃期へのメディア考古学的見通し
第7章 バックミラーの中のアート――アートにおけるメディア考古学的伝統
訳者解説
参考文献表
索引
ISBN:9784757103542
。出版社:NTT出版
。判型:A5
。定価:3700円(本体)
。発行年月日:2015年02月
。発売日:2015年02月24日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AGA。