植物と語る 公然の秘密の扉
ゲーテとシュタイナーに学ぶ観察法
著:吉澤 明子
内容紹介
シュタイナー思想に基づく絵画・芸術療法の第一人者である著者が伝える20年間の実績。専門家でなくても、誰にでも、どこででもできる植物観察のこの方法は、心が解放され、人とつながり、少しずつ視野が開かれていく体験へと人々を誘います。植物観察と並行して行なわれてきた絵画の協働性の追求としての「水彩画による連作」も掲載。目で見ても感じても楽しい一冊です。
目次
目次
まえがき
Ⅰ 観るということ
初めの出会い-感情
考えるということ-思考
描くということ-意志
知るということ-認識
認識に至る道
Ⅱ 観察の実際-方法
全体を見る-印象〈出会い〉
事実を観る「体」
①形態と色、事実を記述する
②時間経過に従って記述する
③思い出しながら描く-表象
心を通わせる「魂」
草花の本質を観る「霊」
Ⅲ ゲーテの指針-生命の法則
成長と再生、衰微
らせん運動〈二重らせん〉
収縮と拡張
メタモルフォーゼ(変容)
「植物」-ゲーテの言葉
Ⅳ 植物と人間
人間の三層構造と植物の三要素との関係
①人間の頭部-神経感覚系-根
②胸の領域-循環器系(リズム機構)-葉
③手足と生殖器の領域-代謝四肢系-花
Ⅴ 四大元素と四つのエーテル
元素とエーテルを描く-白黒線描
①火-熱エーテル
②空気-光エーテル
③水-音エーテル、数エーテル、化学エーテル
④地-生命エーテル
Ⅵ 形が生まれる-フオルメン線描
Ⅶ 色彩が生まれる
Ⅷ 水彩画による連作
Ⅸ 協働について、その可能性-座談会
ゲーテの色環
シュタイナーの色環
協働作品
あとがき
ISBN:9784756501448
。出版社:イザラ書房
。判型:B5変
。ページ数:120ページ
。価格:3000円(本体)
。発行年月日:2020年02月
。発売日:2020年02月25日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WFA。