ゲーテ的世界観の認識論要綱
特にシラーに関連させて同時にキュルシュナードイツ国民文学中のゲーテ自然科学論集別巻として
著:ルドルフ・シュタイナー
訳:森 章吾
紙版
内容紹介
ルドルフ・シュタイナーが人類の未来を憂い、ゲーテとの出会いから24歳で哲学としてまとめ、生涯の霊学的研究の基盤とし、芸術、教育、農業、医学、社会学、宗教、治療教育を土壌として生み出し、21世紀の人類が必要とする認識論「翻訳者・30年間の取り組みからの新訳」
目次
新版の序
初版の序
A 予備的な考察
出発点
シラーの方法によるゲーテの学問
私たちの学問の課題
B 経験
経験という概念の確定
経験の内容についてのコメント
経験全体についての誤った見解の是正
読者一人ひとりの経験への訴え
C 思考
経験でありながらより高次の経験である思考
思考と意識
思考の内的本性
D 学問
思考と知覚
悟性と理性
認識
事物の基盤と認識
E 自然認識
無機的自然
有機的自然
F 精神科学
序......精神と自然
心理学的認識
人間の自由
楽観論と悲観論
G 結論
認識と芸術的創造