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ママン

世界中の母のきもち

著:エレーヌ・デルフォルジュ
絵:カンタン・グレバン
訳:内田 也哉子

紙版

内容紹介

憧れ・迷い・希望・苦悩……世界中の母親の気持ちに寄り添う1冊

世界累計24万部を超えるベストセラー。世界中の母親が子を慈しむ気持ちや、繰り返される日々の中で奮闘する姿、母と子のかけがえのない一瞬を詩的につづる大人の絵本です。ボローニャ国際児童図書展で注目の作家の美しいイラストと、内田也哉子の愛にあふれた翻訳でお届けします。

「世界中のお母さん、あなたがあなたでありがとう」ーー内田也哉子

初めから「お母さん」である女性は誰ひとりいません。血のつながりがあろうと、なかろうと、この世に生まれてきた子どもと何かを共有し心を通わせるところから母親は、はじめの一歩を踏み出します。きっと、子を育てる世の女性たちは、繰り返される日々の中で、転んだり、ぶつかったり、試行錯誤して、いつしか母になるのでしょう。(訳者あとがきより)

著者略歴

著:エレーヌ・デルフォルジュ
文学を専攻したのち、教師・ジャーナリスト・コラムニストとして活動。『ママン』が初の著作となる。同じくカンタン・グレバンとの共著に『Amoureux(恋人たち)』(未邦訳)がある。
絵:カンタン・グレバン
1977年ブリュッセル生まれ。ブリュッセルのサン・リュック美術学院でイラストを学び、卒業後すぐにデビュー作となる絵本をミジャード社から出版。以来、子どものためのお話から古典の名作まで幅広くイラストを手がけ、ボローニャ国際児童書展で何度も入選。世界中で著書が翻訳出版されている。邦訳された著書に『ナイチンゲール』『おやゆびひめ』(ともに岩波書店)、『きづいてパンダさん』(潮出版社)などがある。
訳:内田 也哉子
1976年東京生まれ。エッセイ執筆を中心に、翻訳、作詞、バンド活動(sighboat)、ナレーションなど、言葉と音の世界に携わる。幼少のころより日本、米国、スイス、フランスで学ぶ。三児の母。著者に『ペーパームービー』(朝日出版社)、『会見記』『BROOCH』(ともにリトルモア)、中野信子との共著に『なんで家族を続けるの?』(文春新書)、樹木希林との共著に『9月1日 母からのバトン』(ポプラ社)など。絵本の翻訳作品に『たいせつなこと』(フレーベル館)、『岸辺のふたり』(くもん出版)、『ピン! あなたの こころの つたえかた』(ポプラ社)、『こぐまとブランケット 愛されたおもちゃのものがたり』(早川書房)などがある。

ISBN:9784756254443
出版社:パイインターナショナル
判型:A4
ページ数:68ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2021年04月
発売日:2021年04月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA