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Rで学ぶ確率統計学 実データ分析編

著:神永正博
著:木下 勉

紙版

内容紹介

好評既刊「一変量統計編」「多変量統計編」を再編集.数学的説明を大幅に簡略化し,Rの操作,可視化の記述を拡充した.
【目次】
1章 R入門
Rのダウンロード/Rの起動と終了/Rの拡張パッケージ/Rを電卓的に使う/データの種類と可視化の基礎/一変量データの扱い方/階級数の決め方/Rのグラフ書き出し/分位点と箱ひげ図/モード(最頻値)/欠損値の扱いなど
2章 多変量データの記述
散布図/相関係数/ピアソンの積率相関係数の大きさの解釈/順位相関係数/多変量における欠損値の扱い/相関関係は因果関係ではない/切断効果/外れ値の影響/三変量以上のデータの可視化
3章 確率分布図鑑
事象/確率と確率変数/確率変数の期待値と分散/二項分布/ポアソン分布/幾何分布/負の二項分布/正規分布/対数正規分布/指数分布/ワイブル分布
4章 大数の法則と中心極限定理
サイコロを1000回振る/チェビシェフの不等式/独立な確率変数と大数の法則/モンテカルロ法/大数の法則の暗号解読への応用(頻度解析)/チェビシェフの不等式の精度/中心極限定理/期待値・分散が存在しない場合
5章 点推定
点推定とは/最尤推定法/不偏推定量
6章 区間推定と統計的仮説検定
大標本における区間推定/小標本に対するt 分布の応用/正規分布とt 分布のずれ/区間推定と母平均のt検定/検定の帰結/両側検定・片側検定/対標本の平均値の比較/対応のない2 標本の母平均の差の検定/効果量について
7章 分割表の検定(1)
統計で用いられるデータの種類/適合度検定/適合度検定をやってみる/カイ二乗統計量/尤度比検定/カイ二乗検定の数学的仕組み
8章 分割表の検定(2)
分割表の独立性の検定/2×2分割表/母比率の差の検定/フィッシャーの正確検定/独立性の検定が役に立つ場合/残差分析
9章 単回帰分析
散布図を近似する直線を求める/Rにおける決定係数/説明変数と被説明変数のとり方で回帰直線が変わること/外れ値の影響
10章 赤池情報量基準(AIC)によるモデル選択
cars再考/赤池情報量基準(AIC)/AIC について/AIC の導出の考え方/KL 情報量の性質についての補足
11章 重回帰分析(1)
ワインの価格を予想する/重回帰分析の原理/分析例/Excelファイルのデータを読み込む
12章 重回帰分析(2)
多重共線性とは何か/多重共線性の数学的仕組み/多重共線性のシミュレーション例/正しく推定できる場合/交互作用/ダミー変数
13章 一般化線形モデルの基礎
一般化線形モデルの定義/二項選択モデルの考え方/ロジスティックモデルとプロビットモデル/ロジスティックおよびプロビット回帰分析の例/より複雑なモデルへの適用
14 章 計数データへの一般化線形モデルの適用
ポアソンモデル/ポアソンモデルの適用例/負の二項分布モデル
15章 問題解答

目次

1章 R入門
Rのダウンロード/Rの起動と終了/Rの拡張パッケージ/Rを電卓的に使う/データの種類と可視化の基礎/一変量データの扱い方/階級数の決め方/Rのグラフ書き出し/分位点と箱ひげ図/モード(最頻値)/欠損値の扱いなど/章末問題

2章 多変量データの記述
散布図/相関係数/ピアソンの積率相関係数の大きさの解釈/順位相関係数/多変量における欠損値の扱い/相関関係は因果関係ではない/切断効果/外れ値の影響/三変量以上のデータの可視化/章末問題

3章 確率分布図鑑
事象/確率と確率変数/確率変数の期待値と分散/二項分布/ポアソン分布/幾何分布/負の二項分布/正規分布/対数正規分布/指数分布/ワイブル分布/章末問題

4章 大数の法則と中心極限定理
サイコロを1000回振る/チェビシェフの不等式/独立な確率変数と大数の法則/モンテカルロ法/大数の法則の暗号解読への応用(頻度解析)/チェビシェフの不等式の精度/中心極限定理/期待値・分散が存在しない場合/章末問題

5章 点推定
点推定とは/最尤推定法/不偏推定量/章末問題

6章 区間推定と統計的仮説検定
大標本における区間推定/小標本に対するt 分布の応用/正規分布とt 分布のずれ/区間推定と母平均のt検定/検定の帰結/両側検定・片側検定/対標本の平均値の比較/対応のない2 標本の母平均の差の検定/効果量について/章末問題

7章 分割表の検定(1)
統計で用いられるデータの種類/適合度検定/適合度検定をやってみる/カイ二乗統計量/尤度比検定/カイ二乗検定の数学的仕組み/章末問題

8章 分割表の検定(2)
分割表の独立性の検定/2×2分割表/母比率の差の検定/フィッシャーの正確検定/独立性の検定が役に立つ場合/残差分析/章末問題

9章 単回帰分析
散布図を近似する直線を求める/Rにおける決定係数/説明変数と被説明変数のとり方で回帰直線が変わること/外れ値の影響/章末問題

10章 赤池情報量基準(AIC)によるモデル選択
cars再考/赤池情報量基準(AIC)/AIC について/AIC の導出の考え方/KL 情報量の性質についての補足/章末問題

11章 重回帰分析(1)
ワインの価格を予想する/重回帰分析の原理/分析例/Excelファイルのデータを読み込む/章末問題

12章 重回帰分析(2)
多重共線性とは何か/多重共線性の数学的仕組み/多重共線性のシミュレーション例/正しく推定できる場合/交互作用/ダミー変数/章末問題

13章 一般化線形モデルの基礎
一般化線形モデルの定義/二項選択モデルの考え方/ロジスティックモデルとプロビットモデル/ロジスティックおよびプロビット回帰分析の例/より複雑なモデルへの適用/章末問題

14 章 計数データへの一般化線形モデルの適用
ポアソンモデル/ポアソンモデルの適用例/負の二項分布モデル/章末問題

15章 問題解答

著者略歴

著:神永正博
神永正博(かみなが まさひろ)
1967年 東京に生まれる1991年 東京理科大学理学部数学科卒業1994年 京都大学大学院理学研究科数学専攻博士課程中退1994年 東京電機大学理工学部助手1998年 (株)日立製作所入社 中央研究所勤務2004年 東北学院大学工学部専任講師2005年 同助教授2007年 同准教授(名称変更により)2011年 東北学院大学工学部教授現在に至る博士(理学)(大阪大学)
著:木下 勉
木下 勉(きのした つとむ)
1970年 新潟に生まれる1993年 東京理科大学理学部数学科卒業1993年 トヨタ自動車(株)入社1998年 ニフティ(株)入社2001年 ラティス・テクノロジー(株)入社2013年 岩手大学工学研究科博士後期課程電子情報工学専攻修了2015年 福井工業大学環境情報学部准教授2017年 東北学院大学工学部准教授現在に至る博士(工学)(岩手大学)

ISBN:9784753601271
出版社:内田老鶴圃
判型:B5
ページ数:272ページ
定価:3800円(本体)
発行年月日:2023年09月
発売日:2023年09月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PBT