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体験的CBT

他著:J.ベネット-レヴィ
他著:R.スウェイツ
他著:B.ハールホフ

紙版

内容紹介

この本は数多くのCBTスキルをかなり巧みに12のモジュールへと構成してあるので,順々に自己実践して体験することができます。また,「CBTは知的な理解を促進させるだけのアプローチ」と思っておられる方には,頭と心の水準という話題や,イメージや体の動きを使うこと,新しいあり方を創造することなど,CBTの隠された魅力に触れていただける機会にもなると思います。様々な段階のCBTセラピストに本書は使っていただくことができますが,別の心理療法のオリエンテーションの方がCBTを一通り勉強してみるのにも適しているかと思います。また,心理職だけでなくCBTを必要とする他の対人援助職の方々にも手にとってもらえたらと思います。

目次

第1章 体験的CBTとは
第2章 体験的CBT:概念的な枠組み
第3章 参加者のための手引き
第4章 ファシリテーターのための手引き

パートⅠ 助けにならない(古い)あり方を同定し,理解する
モジュール1 困難な問題を同定する
モジュール2 問題を定式化し,変化の準備をする
モジュール3 行動のパターンを変えるために行動活性化を使用する
モジュール4 助けにならない思考と行動を同定する
モジュール5 助けにならない思考と行動を修正するために認知的技法を使用する
モジュール6 進捗を振り返る

パートⅡ 新しいあり方を創造し,強める
モジュール7 助けにならない想定を同定し,新しい選択肢を構成する
モジュール8  新しい選択肢に対して助けにならない想定を検証するために行動実験を使用する
モジュール9 新しいあり方を創造する
モジュール10 新しいあり方を具体化する
モジュール11 新しいあり方を検証し,強化するために行動実験を使用する
モジュール12 新しいあり方を維持し,高める

モジュール・ノート
文献
監訳者あとがき
索引

ISBN:9784753311811
出版社:岩崎学術出版社
判型:B5
ページ数:256ページ
定価:3800円(本体)
発行年月日:2021年04月
発売日:2021年04月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MKM