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人権の彼方に

政治哲学ノート

著:ジョルジョ・アガンベン
訳:高桑 和巳

紙版

内容紹介

資本対労働というかつての対抗関係が消失し、スペクタクルな社会の中で新たな〈持てる者と持たざる者〉の関係が創出されている。フーコーの生政治以後のヨーロッパ思想の展開。

目次

Ⅰ章
〈生の形式〉
人権の彼方に
人民とは何か?
収容所とは何か?
Ⅱ章
身振りについての覚え書き
言語と人民
『スペクタクルの社会に関する注解』の余白に寄せる注釈

Ⅲ章
主権警察
政治についての覚え書き
この流謫にあって

解題=「例外状態」と「剥き出しの生」  西谷修

著者略歴

著:ジョルジョ・アガンベン
1942年生まれ。現在、ヴェローナ大学教授。現在活躍中のフランス哲学者、ジャン=リュック・ナンシーなどとも親交が深い。ミッシェル・フーコー以後のヨーロッパ思想界の新鋭。

ISBN:9784753102129
出版社:以文社
判型:A5
ページ数:176ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2000年05月
発売日:2000年05月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JP