しらはえ
著:八重 洋一郎
紙版
内容紹介
魂の原郷・石垣島の詩人が『夕方村』(小野十三郎賞受賞)に続いて贈る待望の第五詩集。生と死が奇妙に共生する特異な風土を、全編自在に描き出して読者をいざなう。
(生死のひかりが無碍に往きかう石垣の海と森。白骨に刻まれた記憶の痕跡にまぼろしの言葉が呼び起こされる。)
【関連既刊書】 『若夏の独奏』
目次
嘆き村・聖餐・別れ・生き仏・死に仏・道・散歩・亀・兆し・伏流水・馬食い・屋根・しらはえ・十三夜・けむり・オン・先生・時や春・方角・直撃弾・夢違え・宿痾・異形・沈黙・遊行・夢落下・季二題・短詩三唱・影・頂点・化石・無垢・こえ・半島・まぼろし