出版社を探す

しらはえ

著:八重 洋一郎

紙版

内容紹介

魂の原郷・石垣島の詩人が『夕方村』(小野十三郎賞受賞)に続いて贈る待望の第五詩集。生と死が奇妙に共生する特異な風土を、全編自在に描き出して読者をいざなう。
(生死のひかりが無碍に往きかう石垣の海と森。白骨に刻まれた記憶の痕跡にまぼろしの言葉が呼び起こされる。)
【関連既刊書】 『若夏の独奏』

目次

嘆き村・聖餐・別れ・生き仏・死に仏・道・散歩・亀・兆し・伏流水・馬食い・屋根・しらはえ・十三夜・けむり・オン・先生・時や春・方角・直撃弾・夢違え・宿痾・異形・沈黙・遊行・夢落下・季二題・短詩三唱・影・頂点・化石・無垢・こえ・半島・まぼろし

著者略歴

著:八重 洋一郎
1942年、石垣市に生まれる。東京都立大学哲学科卒業、詩人。詩集に『孛彗』(1984年)、『夕方村』(2001年)など、エッセイ集に『記憶とさざ波』(1976年)、『若夏の独奏』(2004年)がある。『孛彗』で第九回山之口獏賞を、『夕方村』で第三回小野十三郎賞を受賞した。

ISBN:9784753101849
出版社:以文社
判型:A5変
ページ数:112ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2005年11月
発売日:2005年11月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ