出版社を探す

黒部の谷の小さな山小屋

著:星野秀樹

紙版

内容紹介

山小屋の主人は「感動するお客さんの手伝いをするのが仕事。自分達にできることをやらなくちゃ」と語る。全てが雪崩に流されてしまうので、毎年、建てては壊す小屋。直さなければ通れない険しい道。それでも続けていくわけは?
日本に残る大自然の脅威と、圧倒的な美しさ、その中で生きることの大変さ。仕事をすることの本質や、だれかと「ありがとう」という言葉を交わすことの喜びなど、人としての本質も問いかけてくる作品です。本書の舞台となる「黒部の谷」の上流は、小学校の教科書にも登場する黒部ダムがあるところ。子どもたちにも、この本を通して山深い土地で生きるということに、臨場感を持ってもらえたらと思っています。

著者略歴

著:星野秀樹
1968年生まれ、写真家。雪とブナの森に惹かれ、2015年から北信州飯山の山村に暮らす。学生時代から慣れ親しんだ剱岳・黒部源流エリアと、上越、信越周辺の山々を主なフィールドとして活動する。はじめて阿曽原温泉小屋を訪ねたのは2006年のこと。以来、黒部の人と自然の魅力に惹かれ、この谷へ通い続けている。著書に『雪山放浪記』、『剱人 剱岳に魅せられた男たち』、『上越信越 国境山脈』(すべて山と溪谷社)などがある。

ISBN:9784752010623
出版社:アリス館
ページ数:42ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2023年06月
発売日:2023年06月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNW
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:SZ