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日本殺人巡礼

著:八木澤 高明

紙版

内容紹介

近代の軋轢が産み落とした「闇」に肉薄する!
"日常"と"奈落"の境界は何処にあるのか?

戦前戦後から高度成長期を経てバブル、平成不況という
歴史のうねりのなか、ある種の歪みとして時代の折々に生じた
日本中を震撼させる恐ろしい凶悪殺人事件の数々ーー。
「殺人者の生家」「故郷の村」「殺害現場」へ直接足を運び、
犯人たちが背負ってきた時代の宿命と、人間の哀しき業を追う。

目次

第1章 現代の八つ墓村
第2章 北関東犯罪黙示録
第3章 東京ノースエンド
第4章 北海道に渡ったネパール人
第5章 ズーズー弁と殺人事件
第6章 林眞須美と海辺の集落
第7章 宗教と殺人
第8章 戦争と殺人
第9章 差別と殺人

著者略歴

著:八木澤 高明
1972年横浜市生まれ。ノンフィクション作家。写真家。写真週刊誌「FRIDAY」の専属カメラマンを経てフリーに。『マオキッズ 毛沢東のこどもたちを巡る旅』で小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。他著に『黄金町マリア』(小社刊)『娼婦たちから見た日本』(角川書店)、『青線』(スコラマガジン)などがある。

ISBN:9784750515199
出版社:亜紀書房
判型:4-6
ページ数:360ページ
価格:1700円(本体)
発行年月日:2017年08月
発売日:2017年08月29日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBF