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江戸の縁起物

著:木村 吉隆

紙版

内容紹介

浅草寺の表参道、仲見世通りで江戸末期、慶応2年(1866年)に創業した江戸趣味小玩具の店「助六」。間口一間の小ぢんまりした店内には、江戸の町人屋敷で飾り物や粋な玩具として息づいてきた豆玩具が3000点以上並ぶ。本書はその玩具を100点あまり、写真とともに紹介します。また全点英文付きです。
来日したダイアナ妃やヒラリー・クリントンも訪れたことがある江戸情緒あふれる店は、いつも国内外の観光客で賑わっている。

目次

第一章
江戸名物の縁起物
 笊かぶり犬
 地震鯰 ほか 
第二章
江戸のおもちゃ
 鼠と猫 
 江戸独楽 ほか  
第三章
愛嬌のある縁起物
 合格狸
 兎のあそび舟 ほか
第四章 
お馴染み干支玩具
 宝珠と干支
 歌舞伎で十二支 ほか 
第五章 
江戸風俗人形
 火消し
 子ども尽くし ほか 
第六章  
江戸の風物詩
 正月
 ほおづき市 ほか 
第七章 
 浅草・仲見世 助六物語

著者略歴

著:木村 吉隆
1937年浅草に生まれ育つ。慶應義塾大学経済学部卒。会社勤務の後、1979年に家業である江戸趣味小玩具「助六」を継いで五代目主人となり現在にいたる。江戸の文化や風俗に関して造詣が深く、その洒脱な話ぶりで講演依頼も多い。
テレビ朝日「徹子の部屋」、先代に引き続きNHK「新・日本紀行」に出演。

ISBN:9784750511283
出版社:亜紀書房
判型:A5変
ページ数:206ページ
定価:2300円(本体)
発行年月日:2011年12月
発売日:2011年12月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WFH