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迷走ソーシャルワーカーのラプソディ

どんなときでも、「いいんじゃない?」と僕は言う

著:山下 英三郎

紙版

内容紹介

商社営業、写真家、植木職人。脈絡のない転職を繰り返した後に、渡米。帰国後は日本初のスクールソーシャルワーカーとなり、そして大学教授に。迷い人の大先輩・山下英三郎が「どこへ向かうか途方に暮れている人たち」に贈る、救いの迷走エッセイ。

目次

 まえがき

パートⅠ 新たな道へ
 1.終の棲家を求めて
 2.コスモス村から~つながり合うために~
 3.修復的対話について
 4.みんなつながり合っている

パートⅡ 曲がり道
 1.マップラバーとマップへイター
 2.周りがソーシャルワーカーにしてくれた
 3.“ジイさんボクサー、負け知らず”というハナシ

パートⅢ 途上にて
 1.“いいんじゃない?”でいいんじゃない?
 2.専門家ってヤバくね?
 3.成功者としての子どもたち
 4.評価の時代に

パートⅣ 多様な道すじ
 1.見方を変えると新たな景色が
 2.問題の否定を疑おう
 3.小さな支えは、大きな支え
 4.海外での支援について

 あとがき

著者略歴

著:山下 英三郎
1946年生まれ。日本社会事業大学名誉教授。NPO法人日本スクールソーシャルワーク協会名誉会長。NPO法人コスモス村代表。
1969年早稲田大学法学部卒業。社会人経験を経た後、1983年に米国のユタ大学ソーシャルワーク学部修士課程に入学。1985年に同課程を修了。1986年から埼玉県所沢市において、わが国で初のスクールソーシャルワーカーとして実践活動を行う。1997年から日本社会事業大学教員。1987年から2010年までフリースペース「BAKU」運営。また、1999年からモンゴルにおける児童支援とソーシャルワーク教育支援に従事。2016年に長野県富士見町に移住。2018年からNPO法人コスモス村を立ち上げ、ソーシャルワークと修復的対話の宿泊研修を実施している。
主な著書に、『修復的アプローチとソーシャルワーク――調和的な関係構築への手がかり』(明石書店、2012年)、『いじめ・損なわれた関係を築きなおす――修復的対話というアプローチ』(学苑社、2010年)、『相談援助――自らを問い可能性を感じとる』(学苑社、2006年)、『スクールソーシャルワーク――学校にお…

ISBN:9784750356204
出版社:明石書店
判型:4-6
ページ数:244ページ
価格:2000円(本体)
発行年月日:2023年08月
発売日:2023年08月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN